【インタビュー】恋愛番組で濃厚キスシーンに挑戦の吉本実憂、「恋人とは結婚してもキスする関係でいたい」 | RBB TODAY
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【インタビュー】恋愛番組で濃厚キスシーンに挑戦の吉本実憂、「恋人とは結婚してもキスする関係でいたい」

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吉本実憂【撮影:小原聡太】
  • 吉本実憂【撮影:小原聡太】
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 吉本実憂が現在放送中の恋愛リアリティー番組『恋愛ドラマな恋がしたい in NEW YORK』(ABEMA)に出演中だ。人気の『ドラ恋』シリーズ最新作となる同番組は、吉本を含む男女8人の若手俳優が毎話キスシーンのある恋愛ドラマの撮影をしながら、本当の恋をしていく様を追いかける。今シーズンではシリーズ史上初となる海外で全編ロケを敢行。アメリカ・NYを舞台にラブストーリーが繰り広げられている。

 2012年に15歳で「全日本国民的美少女コンテスト」グランプリを受賞し芸能界入りした吉本。昨年は映画『瞽女GOZE』で「第30回日本映画批評家大賞・新人女優賞」を受賞するなど、高い演技力が評価されている。そんな彼女がNYでキスシーンの撮影に挑戦した感想や、現在25歳の等身大の恋愛観などを語ってくれた。

吉本実憂【撮影:小原聡太】


――人気シリーズ『ドラ恋』最新作への出演が決まったときの気持ちはいかがでしたか。

シーズン1から全て見ている番組だったので、いちファンとして「私があそこに出られるの?」という驚きの気持ちでした。普段のお芝居とは違う恋愛リアリティーショーというものに自分がいざ出るとなると怖さがあったのですが、NYという憧れの街でお芝居を学べると聞いて、これは行くしかないと決めさせていただきました。

――番組の中では、役者として奮闘する吉本さんが悔し泣きをしたり、女子同士で恋愛トークをしたりしていますが、自分の素の姿が出ているなと感じますか。

すごく出ていると思います。今回の旅は仕事だと思わずに、とにかくお芝居が好きな子がNYに飛び立ったというだけの感覚で参加させていただいたので、お芝居以外の部分はカメラを意識することなく、ありのままの自分で過ごしています。カメラの前で素の姿を見せるのは初めてなので自分がどう映るのかが不安だったのですが、悔しくて泣いた時もたくさん反響をいただいたので、素の自分を出してやって良かったなと思いました。

――恋愛をすることを前提に集まった男女8人で共同生活をされていましたが、共同生活で印象に残っていることはありますか。

毎回オーディションをして1ペアしか合格できないので、受かった側も、落ちた側も正直気まずさは生まれてしまいました。特に私はうそが付けない性格なので、仲良しの小島梨里杏ちゃんがオーディションに受かったときも悔しくて「おめでとう」という言葉がかけられなくて…。そういう苦しさもありましたが、演技の面でもたくさん刺激をもらいましたし、お休みの日はみんなでUNOをして罰ゲームをしたりして楽しかったです。今思えば貴重な経験でしたし、自分の人生において経験できて良かったなと思います。

吉本実憂【撮影:小原聡太】


――注目して見て欲しいポイントを教えてください。

NYではありのままで過ごして来て、本来の自分の姿だと思うので、そこは見ていただきたいなと思います。8人のお芝居に対しての気合いとか熱量というものも感じていただきたいですし、視聴者の皆さんと職業ややっていることは違っても、好きなことに対しての気持ちとか情熱を感じていただいたときに「明日も頑張ろう」という活力に思っていただけたらいいなと、旅を終えて感じています。

――番組では濃厚なキスシーンにも挑戦していますが、キスシーンへの抵抗や恥ずかしさみたいなものはなかったですか。

今まで数えきれないほどキスシーンをやっているのでキスシーンに対しての抵抗はないのですが、キスは普段の生活の中でも特別なものですし、人間のリアルな部分がより出ると思うので、毎回ドラマの中にキスシーンというものがあるのはうれしかったですし、表現することが楽しかったです。

――今回演じたキスシーンの中で、吉本さん自身が一番好きなシチュエーションはどの回ですか。

第6話の台本がすごく好きです。「一途な気持ち」がテーマになっていて、私自身もすごく共感できましたし、そこから繰り広げられるキスに向けた物語がすごくいいので、ぜひ見ていただきたいです。

吉本実憂【撮影:小原聡太】


――理想のタイプはどんな人ですか。

無言が成立する人です。両思いになる前も、なってからも、一緒にいるときに何も話さなくてもお互いに気にしないラクな人がいいです。あとは、仕事のお話がちゃんとできる人、職業に関わらず仕事面で尊敬できる人が好きです。

――番組内で恋愛の悩みを明かす場面がありますが、25歳になって恋愛観に変化はありましたか。

変わってきましたね。恋愛がしにくくなりました。気になる人がいても、次の日仕事だしな…みたいな(笑)。もちろん恋愛は楽しいのですが、ドキドキする感情って自分で制御できないので、そんな自分に落ち着け!とイラッとしてしまうんです。相手が好きになってくれたり、両思いになったら楽しめるのですが、それまでの駆け引きがすごくつらくて。自分から積極的に行けないですし、周りからは「何歳だよ」「もっと楽しく恋愛しなよ」と言われるのですが、なかなか難しいですね。

――自分から告白したことはないのでしょうか?

自分から「好き」といったことはないです。待っているタイプです。

――番組に出る前と後で、恋愛観や男の人に対する見方は変わりましたか。

もともと男女の友情は成立するけれど、そうそうないだろうと思っていたのですが、この旅で共同生活を経て、恋愛対象ではなくて男友達になれそうだなと感じる相手がいたので、男女の友情は成立するのかなと、ちょっとした価値観が変わった気がします。

吉本実憂【撮影:小原聡太】


――恋人ができたら、同棲したいですか?

お互いに結婚を考えている場合は絶対に同棲したいと今は思っています。結婚を考えていない場合はしないですが、今の年齢になると恋愛をする場合は、結婚を考えないで付き合うことは多分ないので、同棲して長い時間一緒にいても相性がいい人がいればいいなと思います。

――将来結婚しても、恋人のときと同じようにキスはしていたいですか。

もちろんしたいです。結婚しても子どもが産まれても、男女ということは忘れずに恋人の延長でいたいです。友達のようになるご家族もいると思いますし、そちらもとても理想でありますが、夫婦になった以上は恋人の延長という形でいたいなというのが理想です。

――今年もあと少しで終わりますが、2022年はどんな一年でしたか。

初めてのことが多くて刺激的な一年でした。昨年は15歳から23歳まで9年間、お世話になった事務所を退社し、新しい環境でどうなることかと思ったのですが、見てくださっている方が想像以上にいてくれたんだなと実感できましたし、自分が今後一緒にお仕事させていただきたいなと思う仲間と多く出会えて土台が作れた年でした。来年は『ドラ恋』後半の感想も楽しみですし、役者としてちゃんと人の心に届く作品を作り続けたいと思います。
《小宮山あきの》
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