3年前のキエフを現地取材した『世界ふれあい街歩き』再放送に反響「泣きながら見た」 | RBB TODAY
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3年前のキエフを現地取材した『世界ふれあい街歩き』再放送に反響「泣きながら見た」

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 13日にオンエアされた『世界ふれあい街歩き』(NHK)が話題を呼んでいる。

 同番組は、2019年に撮影され放送されたウクライナの首都・キエフ(キーウ)を旅したときの再放送の特別編。

 冒頭、当時ナレーターを務めたイッセー尾形が画面に登場し、特別編をオンエアすることを告げてから本編がスタートした。市場での売り子と客のやり取り、落ち着いた佇まいの家が立ち並ぶ旧市街、カップルや家族連れでにぎわう観光スポット、路上でヒマワリを売る人など、ウクライナが戦禍に見舞われる前の何気ない日常が、尾形の飄々とした語り口とともに紹介されていた。

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 街の中心地には、旧ソビエト時代の1986年、近くのチェルノブイリで起きた原発事故を伝える「チェルノブイリ博物館」が。そこにいた地元の人らしき男性に尋ねると、当時の忌まわしい記憶を語りつつ、「失敗を二度と繰り返さないために、重い教訓を若い世代に受けつごうとしています。歴史から学ばない者に未来はないんです」と語っていた。

 エンディングに再び尾形が登場。番組内で紹介した風景や取材に応じてくれた人が、軍事侵攻後どうなっているかを伝えた。その中では目下、軍事訓練を受けている男性もいることが分かった。

 ネットでは「泣きながら見た」「胸に突き刺さるものがある」「平和とはかくも容易く壊れてしまう硝子細工の様なものなのかと初めて感じた」といった意見が寄せられた。ただ深夜12時25分からのオンエアだったこともあり、「もっと人が見るであろう時間に再放送して欲しい」と、早い時間でのリピートを望む声も強かった。

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《杉山実》
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