8割おじさん西浦教授、今月末には都内感染者3万人!?最悪のシナリオを警告 | RBB TODAY
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8割おじさん西浦教授、今月末には都内感染者3万人!?最悪のシナリオを警告

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(Photo by Carl Court/Getty Images)
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 11日に放送されたNHKスペシャル『新型コロナ“第5波” 最大の危機をどう乗り切るのか』(NHK総合)で、新型コロナウイルス感染拡大防止策として人の接触8割減を国に提言し「8割おじさん」として知られる西浦博・京都大学教授が、デルタ株について語った。


 猛威をふるうデルタ株。西浦氏は今後の感染状況について「1人が何人に感染を広げるか」を示す「実効再生産数」を用いてシミュレーションを行っている。すると最も厳しい予測として、今月末には感染者が都内で3万人を超える計算に。さらに最悪の場合、重症者は850人に達する勢いで増加するという。

 同氏は「酸素を必要とするが、酸素が行き届かないという状況の人も出てくる」とし、「酸素ステーションを含めてスムーズな酸素供給体制を至急構築しないといけない状況」と主張。

 さらに西浦氏は、実効再生産数が50%減少しないと、重症患者数は減少せず、病床のひっ迫を避けられないと論じた。その上で「新規感染者数を一気に減らすために、人と人との接触を劇的に減らすことが必要だと思っている」「エッセンシャルワーカー以外の人たちは公共交通の料金がいきなり高くなるとか、いろんな方法によって必死に考えないといけない」と警告していた。
《杉山実》
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