ワクチン接種から10日が過ぎ、いよいよ外に出てご近所デビューです。栃木県はまだまだ寒いですが、我が家のハッピーは元気MAX。外に出ると最初は恐る恐る歩いていましたが、数日後からはスタスタ元気よく歩いてくれます。これは意外と、散歩の相棒に向いていそうな予感。先代ワンコが虹の橋に行ってから久しぶりのご近所散歩ですが、新築の家を発見したり初めて会うワンコもいて、実に新鮮です。ハッピーが外に連れ出してくれるので、普段は家に籠もりがちな親父にとっても有り難い存在です。やっぱりワンコがいる生活って、イイね~!U^ェ^Uハッピーはまだ生後4ヵ月ということで、怖いもの知らず。大型犬やコワモテのワンコにも突進してご挨拶。大人のワンコには煙たがれますが、お構いなしです。人も大好きなようなので、お出かけワンコとしてのポテンシャルは結構ありそうです。ご近所散歩に慣れてきたら、徐々に行動範囲を広げていきます。歩いて15分くらいの所にある、梅が見頃の公園に。大きなワンコに遊んでもらい、ハッピーもご機嫌です。お出かけの次のステップは、いよいよクルマに乗って公園や道の駅デビューです。そこでちょっと心配事が。我が家では前席に私とカミさんが、ワンコは基本後席に乗せます。助手席にワンコを座らせると、運転の邪魔をしたり、イザという時の安全性がちょっと心配です。ただ、後席だとワンコの様子が分かりにくいのが難点ですね。特に子犬の時はクルマ酔いになりやすいし、イタズラをすることも。ワンコの様子を見ようとしてルームミラーを動かしたり、信号待ちの時にふり向いたりしますが、高速道路ではふり向くことも出来ません。画像の箱はドライブボックス L(アイリスオーヤマ製)というもので、サイズは63×43×33cm(幅X奥行X高さ) です(以前に購入したもので最新型ではありません)このタイプでもワンコが伏せていたりすると、前席からは様子がほとんど見えません。前席からふり向いてもほぼ見えませんね。ルームミラーを動かしても、中の様子は見えません。ということで、市販のミラーを使って、後席のワンコを見守る方法を検討してみました。今回使ったのは“アジャスタブル ベビーセーフティミラー”という商品で、ネット通販で購入(約1500円)。もともと、赤ちゃんの様子を見るための商品です。鏡はガラス製ではなく、樹脂製ミラーなので万が一の際も安全性は高そうです。ミラーのサイズは29cm×19cmとかなり大きいですが、オール樹脂製なので意外と軽く出来ています。取り付けは後席のヘッドレスト(リアピロー)にベルト2本で固定しますが、一度ベルトの長さを調整すれば取り外しも簡単。ミラー部はボールジョイントになっているので、前席からボックスの中が見えるように角度調整します。下の画像はドライバー席からルームミラー越しに見たものですが、しっかり箱の中までクリアーに見えます。ミラーはリアのヘッドレストより多少大きいですが、後方視界が悪くなるほどでは無いですね。夜間はほぼ見えなくなるので、スポットライト追加などが必要かも。これで一人の時も、安心してドライブに行けそうです。後編では、ペットケージのバリエーション違いによる検討をしてみます。【筆者プロフィール】礒野登希夫(Isono Tokio)東京生まれ、栃木県在住。1977年、本田技術研究所に入社。二輪、汎用、四輪の開発と商品企画を担当。2000年頃よりペット用クルマや商品の企画も。2015年からホンダアクセスの広報担当、その後退社。20年前から愛犬とのドライブを楽しむ。