nuroモバイル、限定1.3万台で“Xperia最上位モデル”と“専用の高速回線”を提供開始 | RBB TODAY
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nuroモバイル、限定1.3万台で“Xperia最上位モデル”と“専用の高速回線”を提供開始

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nuroモバイルがXperia XZ Premiumの取り扱いをスタートする
  • nuroモバイルがXperia XZ Premiumの取り扱いをスタートする
  • カラーバリエーションはディープシーブラック。背面にキャリアのロゴがない
  • 発表会には片岡鶴太郎、若槻千夏、プロボクサーの井上尚弥が駆けつけた
  • ソニーネットワークコミュニケーションズの渡辺潤氏
  • Xperia限定の「プレミアム帯域オプション」用高速回線を設置
  • 銀座ソニーストアでは発表会と同じ時刻に高速通信が利用できたという
  • 「プレミアム帯域オプション」に採用されたアップロードし放題のサービス
  • 3つの料金プランを用意する
 ソニーネットワークコミュニケーションズは11月28日、MVNOのnuroモバイルにおいてソニーモバイルの端末「Xperia XZ Premium」を取り扱うことを発表。Xperia限定の新サービス「プレミアム帯域オプション」と一緒に発表した。

 今回の新しいサービスが立ち上がった背景については執行役員SVP 渡辺潤氏が壇上で説明。「一段とスピードが速く、快適に使える品質の高いネットワークサービスについては常にお客様からリクエストをいただいていた。実現するのであればプレミアム回線のメリットが十分に活かせる高機能端末も必要という流れから、ソニーモバイルのXperia XZ Premiumを扱う運びとなった」と語った。

nuroモバイルがXperia XZ Premiumの取り扱いをスタートする
nuroモバイルがXperia XZ Premiumの取り扱いをスタートする


カラーバリエーションはディープシーブラック。背面にキャリアのロゴがない
カラーバリエーションはディープシーブラック。背面にキャリアのロゴがない


 今回同社が扱うXperia XZ Premiumは限定13,000台。価格はnuroモバイルの回線サービスを付けると通話料金込みで2,980円/月(1年目・36回割賦購入の場合)となる。一括購入なら99,800円。販売は11月28日からnuroモバイル、ソニーストアのオンラインショップで申込みを受付けるほか、ソニーストアの実店舗もオンライン申込みがおこなえる。

 「プレミアム帯域オプション」については、nuroモバイルが販売する他の端末やSIM単体での販売プラン向けに用意する回線とは別途設けられた「Xperia専用回線」になる。NTTドコモのネットワークを利用する。実行速度については公表されていないが、同社の渡辺氏は「通常のMVNOが使える範囲のギリギリ近くまで通信品質を上げていくことが今回のチャレンジでもあった。サービスのコストパフォーマンスを含めて評価してもらいたい」とコメントしている。なおXperiaのハードウェアのスペックは現在NTTドコモが取り扱うものと同じになり、理論値の最大通信速度は下り788Mbpsまで対応する。

Xperia限定の「プレミアム帯域オプション」用高速回線を設置
Xperia限定の「プレミアム帯域オプション」用高速回線を設置


ソニーネットワークコミュニケーションズの渡辺潤氏
ソニーネットワークコミュニケーションズの渡辺潤氏


 「プレミアム帯域オプション」では、上り通信のアップロードについてパケット容量無制限とする「アップロードし放題」の試みにもチャレンジした。渡辺氏は「Xperia XZ Premiumは高品位な動画や静止画を撮影できる端末。動画共有、SNSサイトと組み合わせた快適な使い勝手をユーザーの皆様に提案したかった。MVNOとしても、他社のサービスと比べてユーザーに役立つ特別なメニューを用意して差をつけていきたい」と企画の趣旨を説明している。

「プレミアム帯域オプション」に採用されたアップロードし放題のサービス
「プレミアム帯域オプション」に採用されたアップロードし放題のサービス


銀座ソニーストアでは発表会と同じ時刻に高速通信が利用できたという
銀座ソニーストアでは発表会と同じ時刻に高速通信が利用できたという


 なおXperia XZ Premiumの特徴については端末単体で4K動画の撮影がたのしめるほか、高性能なMotionEyeカメラシステムによるスーパースローモーション動画撮影への対応などを特徴としている。約5.5型の液晶ディスプレイは「4K/HDR対応」。オクタコアの高性能CPUによるマルチタスク処理も軽快にこなせるスマートフォンだ。

 料金プランをまとめておこう。nuroモバイルとXperiaの組み合わせによる料金プランは大まかに3種類から選べる。最も安価なのは「リーズナブルプラン」だが、こちらは「プレミアム帯域オプション」を含まない、通常通りのnuroモバイルの回線を使う。つまり「とにかくnuroモバイルでXperia XZ Premiumを使いたい人」のためのプランだ。2GBからパケット容量1GB刻みの「容量プラン」や「時間プラン」が選択できる。音声通話付きで契約1年目は月額2,980円から。2年目・3年目は3,980円から、4年目は1,400円からとなる。

3つの料金プランを用意する
3つの料金プランを用意する


 プレミアム帯域オプションを使えるようになるのは「ベーシックプラン」から。こちらは10分かけ放題オプションも利用可能だが、「時間プラン」の申込みは不可となり、「容量プラン」のみの選択肢になる。音声通話付きで契約1年目は月額3,980円から。以降2年目/5,980円、3年目/6,780円、4年目は4,200円からとなる。このほかにベーシックプランに端末保証を付けた「ベーシックPlusプラン」があり、1年目の利用料金は4,480円から。いずれのプランもこのほかに初期費用が必要になり、最低利用期間は12ヵ月。

発表会には片岡鶴太郎、若槻千夏、プロボクサーの井上尚弥が駆けつけた
発表会には片岡鶴太郎、若槻千夏、プロボクサーの井上尚弥が駆けつけた


 今回Xperiaと一緒に提供されるSIMカードは、本体から外して他の端末に装着してもプレミアム帯域は使えない仕様となっている。ただ、同社モバイル事業部門 ビジネス開発部 部長の細井邦俊氏は記者からの質問に対して「今回はXperia XZ Premiumとカップリングするかたちになったが、今後は他のXperiaのバリエーションを含むスマホなどのモバイル端末と組み合わせて使えるようになる展開も考えたい」と見解を述べている。特に今回はハイエンド端末からスタートを切ることになったわけだが、「MVNOサービスのユーザーに人気の高いミドルクラス端末とのカップリングは必要だと思っている。お客様のニーズを見ながら端末の品揃えを拡充したい」とした。

ソニーネットワークコミュニケーションズの細井邦俊氏
ソニーネットワークコミュニケーションズの細井邦俊氏


 今回nuroモバイルから発売されるXperia XZ Premiumは当初Android 7.1を搭載して提供されるが、最新バージョンのAndroid 8.0へのアップデートもおこなわれる予定だ。時期については「メーカーの対応に合わせて順次おこないたい。NTTドコモの端末とほぼ同時期になるとみている」と細井氏が回答した。

 Xperia XZ Premiumとプレミアム帯域オプションのローンチに合わせて、11月28日から2018年3月31日までの限定期間中にnuroモバイルSIMとXperiaをセットで申し込んだ購入者に向けて、ソニーストアで利用できる1,000円ぶんのお買い物券プレゼントや、不要になったXperia J1 Compactを最大17,000円で買い取るサービスも実施される。
《山本 敦》
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