トーンモバイル、TSUTAYAでスマホレンタルを開始……シニア層には健康増進サービスを提供 | RBB TODAY

トーンモバイル、TSUTAYAでスマホレンタルを開始……シニア層には健康増進サービスを提供

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トーンモバイルは22日、シニアの健康を増進させる新サービス、およびスマホレンタルサービスを発表した
  • トーンモバイルは22日、シニアの健康を増進させる新サービス、およびスマホレンタルサービスを発表した
  • トーンモバイルの石田宏樹社長(左)と、東京都健康長寿医療センター研究所の青柳幸利博士(右)
  • 現状はS、A、B、C、Dにグループ分けされ、1日の歩数や活動量の目標が設定される。目標を達成したり、より高評価のグループに上がるとTポイントが付与される
  • 調剤明細書等に印字されているQRを読み込めば、処方された薬を登録できる。飲み忘れ防止のためアプリにログが残る仕様で、異常時には家族に連絡がいく仕組み
  • おためしレンタル利用の流れ。Tカードを介しているため、煩雑な書類のやり取りなく簡単に借りられる。なお、レンタル利用者の71%が契約の意思を示しているとのこと
  • 貸出時の初期設定、返却時のデータ初期化も店頭にあるNFCチップにかざすだけでおこなえる
  • ジュニア層およびシニア層の取り込みに注力している同社。トーンモバイルの利用者層は10代が34%、50代以上が34%となった(2017年10月末時点)
  • 最新のTONE m17は、12月1日より29,800円(税抜、以下同)に値下げ。月額750円で5分までの通話が無制限となる「090電話かけ放題オプションサービス」も12月14日に開始する
 トーンモバイルは22日、シニアの健康を増進させる新サービスを発表した。利用者のライフログから罹患率を計算するほか、薬の飲み忘れを防ぐ機能、運動不足の利用者のスマホを使いにくくする機能などを用意している。また、TSUTAYAでTカードを見せれば最新端末が1週間無料で借りられるレンタルサービスもスタートさせる。

■健康寿命の伸びに貢献!

 トーンモバイル 代表取締役社長の石田宏樹氏が登壇して説明した。同社の提供する健康増進サービスには、引き続き東京都健康長寿医療センター研究所の青柳幸利博士が協力していく。サービスの肝となるのは、1日に8000歩以上の運動のうち「中強度」の運動として速歩きを1日20分以上続けることで、日本の医療費の2/3を占める「生活習慣に関わる10の疾患」の発病リスクを1/10に抑えられるという通称「中之条メソッド」だという。

トーンモバイルの石田宏樹社長(左)と、東京都健康長寿医療センター研究所の青柳幸利博士(右)
トーンモバイルの石田宏樹社長(左)と、東京都健康長寿医療センター研究所の青柳幸利博士(右)


 今回のアップデートでは、利用者の過去の2ヵ月の運動・身体活動実績から”罹患率”を割り出して表示する機能を追加した。具体的には、がんになる確率が4%、糖尿病が8%、うつ病が2%などと数値で表される。現在の身体の状況はS~Dにグループ分けされ、1日の歩数や活動量の目標が設定される設計。ユニークなのは、目標を達成したり、より高評価のグループに上がるとTポイントが付与されるという点だ。石田氏は「利用者の健康意識を向上させ、健康寿命の伸びに貢献できる」とアピールする。

現状はS、A、B、C、Dにグループ分けされ、1日の歩数や活動量の目標が設定される。目標を達成したり、より高評価のグループに上がるとTポイントが付与される
S~Dにグループ分けされ、1日の歩数や活動量の目標が設定される。目標を達成したり、より高評価のグループに上がるとTポイントが付与される


 さらに「ライフログ」の新機能には「お薬ナビ」を追加。処方された薬の情報を登録することで、薬の飲み忘れを防いだり、薬局の予約がおこなえる。具体的には、服用時間になるとリマインドのアラームが鳴る、3日間飲み忘れると登録しておいた家族などに通知が送られる、というような具合。トーンモバイルならではのサービスと言える。

調剤明細書等に印字されているQRを読み込めば、処方された薬を登録できる。飲み忘れ防止のためアプリにログが残る仕様で、異常時には家族に連絡がいく仕組み
調剤明細書等に印字されているQRを読めば、処方された薬を登録できる。飲み忘れ防止のためアプリにログが残る。異常時には家族に連絡がいく


 では運動をしないと、どうなるか。長押しでしか閉じられない、健康に関するTipsを紹介するポップアップが出現して「TONEが使いにくくなる」(石田氏)という。ちなみに、このポップアップは設定で出現しないように変更することも可能。Tポイントのために、あるいはスマホの使いやすさのために利用者を運動させる、というのは面白い発想だ。

■「おためしレンタル」をスタート

 このほか、最新機種「TONE m17」がTSUTAYA店頭で借りられる「おためしレンタル」を始める。Tカード(レンタル機能付)と本人確認書類を確認後、面倒な書類なしですぐに貸し出されるという。返却もTSUTAYA店頭でおこなえる。料金は(当面は)7泊8日で無料となっている。12月上旬より、TSUTAYAの取り扱い店舗(58店舗)で順次導入される予定だ。

おためしレンタル利用の流れ。Tカードを介しているため、煩雑な書類のやり取りなく簡単に借りられる。なお、レンタル利用者の71%が契約の意思を示しているとのこと
おためしレンタル利用の流れ。Tカードを介しているため、煩雑な書類のやり取りなく簡単に借りられる


 レンタル中に利用可能な機能は、IP電話(合計30分まで)、データ通信、高速チケット(1GB)、TONEファミリー、各種アプリなど。貸出時の初期設定、返却時のデータ初期化は店頭のNFCチップに端末をかざすだけでおこなえる。目の前でデータが初期化されるため、返却時も安心とのことだった。

貸出時の初期設定、返却時のデータ初期化も店頭にあるNFCチップにかざすだけでおこなえる
貸出時の初期設定、返却時のデータ初期化も店頭にあるNFCチップにかざすだけでおこなえる


■ジュニア、シニアの取り込みに注力

 いまトーンモバイルが注力しているのは、ジュニア層およびシニア層の取り込みだ。子ども向けにはこれまで、夜10時から朝6時まで端末に利用制限をかける、子どもの帰宅時に親のスマホに通知が届く、子どもの1日の行動をレポートにして親に届ける、といったサービスを提供してきた。またシニア向けには、特殊詐欺を未然に防止する「あんしん電話」、マークシートを撮影するだけで端末の設定がおこなえる「撮るだけ設定」などを提供してきた。この結果、2017年10月末時点でトーンモバイルの利用者層は10代が34%、50代以上が34%と顕著な内訳になっている。

ジュニア層およびシニア層の取り込みに注力している同社。トーンモバイルの利用者層は10代が34%、50代以上が34%となった(2017年10月末時点)
ジュニア層およびシニア層の取り込みに注力している同社。トーンモバイルの利用者層は10代が34%、50代以上が34%となった


 石田氏は、価格競争ではない差別化されたサービスを提供していけば、まだまだMVNO市場には成長の余地があると説明する。今後はジュニア層、シニア層が自ら欲しがるような、そんなサービスを追加していくとのこと。斬新な発想と独自の特許技術でMVNO市場を開拓しているトーンモバイル。伸び悩む他のMVNO事業者は、学ぶところがありそうだ。

最新のTONE m17は、12月1日より29,800円(税抜、以下同)に値下げ。月額750円で5分までの通話が無制限となる「090電話かけ放題オプションサービス」も12月14日に開始する
月額750円で5分までの通話が無制限となる「090電話かけ放題オプションサービス」も12月14日に開始する


※シニアへの詐欺被害を防ぐ取り組みも
《近藤謙太郎》

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