iPhone Xで使える・役に立つ「ARアプリ」を手に入れる方法 | RBB TODAY
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iPhone Xで使える・役に立つ「ARアプリ」を手に入れる方法

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便利な降雨予報アプリ「アメミル」がARKitに対応。現在地がこの先1時間以内に見舞われる雨情報をシミュレーションできる便利なAR機能が加わった
  • 便利な降雨予報アプリ「アメミル」がARKitに対応。現在地がこの先1時間以内に見舞われる雨情報をシミュレーションできる便利なAR機能が加わった
  • 雨レーダーで住まいの10km範囲の詳細な降雨情報を調べられる
  • シミュレーションのイメージは静止画でキャプチャしてツイッターでシェアできる
  • サテライトアイでは日本地図のCGを表示しながら雨降りの様子をリアルタイムにモニタリングできる
  • AR体験を楽しみながら算数を学べる「算数忍者AR」
  • ARオブジェクトの中に潜むキャラクターを見つけながら楽しく足し算を勉強できる
  • キャラクターカードを集めながら継続して学べる仕掛けも
  • 不動産・住宅情報サイト、ライフルホームズのイメージキャラクター「ホームズくん」もARアプリに登場する
 アップルが、今年6月の「WWDC2017」にてAR(拡張現実)アプリのための開発環境「ARKit」を発表・ローンチしたことで、いま多くのデベロッパがiPhoneやiPadなどiOS 11を搭載する端末で楽しめるARアプリを提供できる場が整ってきた。今回はオススメしたいARアプリと、入手できる方法をまとめてみた。

 ARKitではiPhoneやiPadが端末に搭載するカメラとセンサーを使って空間認識をおこなう。そのため、従来のARシステムではカメラで撮影した空間の中にオブジェクトを表示するために必要としていたARマーカーを使わなくても、オブジェクトをより正確に、自由度も高く描画できるのが特徴だ。

 ARKitによって製作されたコンテンツはApp Storeからダウンロードして、iOS 11以降を搭載するiPhoneやiPadであれば動かせる。つまり、6s/6s Plus以降のiPhone、iPad Pro、第5世代以降のiPadなど、「A9」チップ搭載後のiOSデバイスで楽しめる。筆者も今回紹介するARアプリをiPhone Xで試してみたが、最新の端末を使うとよりいっそうサクサクと動く。

 iOSデバイスのほかにARアプリを楽しむためのハードウェアを別途追加する必要もないのがうれしい。「いま話題になってるARって、いったい何なんだ?」という方も、手もとに対応するiOSデバイスがあれば、まずはApp Storeを開いて以下に紹介するアプリを体験してみることが、ARへの理解を深める近道になるかもしれない。

■1時間後に迫る雨予報を視覚化できる「アメミル」

 「アメミル」は島津ビジネスシステムズの気象予報士である有本淳吾氏がARKitをベースに開発した天気予報アプリだ。10月は季節外れの台風上陸が続いたこともまだ記憶に新しいが、天気予報よりも衛星写真が捉えた雨雲が接近する様子を視覚化できる「アメミル」の方を頼りにしていたという方も多いのでは。筆者も普段から当アプリを活用するユーザーだ。

降雨予報アプリ「アメミル」がARKitに対応。現在地でこの先1時間以内に見舞われる雨情報をシミュレーションできる便利なAR機能が加わった
降雨予報アプリ「アメミル」がARKitに対応。この先1時間以内に見舞われる雨情報をシミュレーションできる便利なAR機能が加わった


雨レーダーで住まいの10km範囲の詳細な降雨情報を調べられる
雨レーダーで住まいの10km範囲の詳細な降雨情報を調べられる


 アメミルはユーザーの現在位置から半径10km以内、1時間前後のリアルタイム降雨情報を気象庁のアメダスから取得して、マップ上でチェックできるアプリだ。AR系ではふたつのユニークな機能を搭載している。ひとつは「雨レーダー」と連携して、iPhoneのカメラでキャプチャーした現実の景色に、これから予想される雨の状況をCGで重ねられる機能だ。雨降りの様子をシミュレーションしたARの画面を静止画でキャプチャしてツイッターでシェアすれば、家族や友人に雨降りへの備えを促すこともできそうだ。

シミュレーションのイメージは静止画でキャプチャしてツイッターでシェアできる
シミュレーションのイメージは静止画でキャプチャしてツイッターでシェアできる


サテライトアイでは日本地図のCGを表示しながら雨降りの様子をリアルタイムにモニタリングできる
サテライトアイでは日本地図のCGを表示しながら雨降りの様子をリアルタイムにモニタリングできる


 もうひとつは「サテライトアイ」というもので、日本の上空から捉えたマップのCGを見ながら、現在雨が降っているエリアを雲を割ってズームインするようなエフェクトを楽しみながら確認できる。
《山本 敦》
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