どんな人? 今後の事業展開は?ドコモ新社長の吉澤氏が就任会見 2ページ目 | RBB TODAY
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どんな人? 今後の事業展開は?ドコモ新社長の吉澤氏が就任会見

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NTTドコモ 代表取締役社長に就任した吉澤和弘氏
  • NTTドコモ 代表取締役社長に就任した吉澤和弘氏
  • 吉澤氏は「更なる価値をお客さま、世の中へ提供し続ける。これがドコモの使命だと考えている」と言葉に力を込めた
--- dマーケットの成長に期待することは。

吉澤氏:スマートライフ領域の取扱高は現在、3兆円ちょっと。これに対して、電気通信の収入高は3.7兆円。電気通信関係の収入は、なかなか上がらないのが実情。そこで3、4年後には、スマートライフ領域の取扱高を、電気通信の収入高を超える規模に成長させたい。

--- スマートフォンの普及率を今後、どのように増やしていくか。

吉澤氏:数年前の予想では、今頃は8割くらい普及しているイメージを持っていた。現状では、弊社で6割くらい。フィーチャーフォンは安くて、電池持ちが良くて、操作が片手で行える。その当たりをすべてスマートフォンの形状で再現するのは難しい。そこで、LTEに対応したフィーチャーフォン型のAndroid搭載端末を計画している。数を増やす、という意味ではタブレットの販売も強化していく。そのような方法で、普及率を上げていきたい。

--- フィーチャーフォンについて、iモードの今後は?

吉澤氏:部材がなくなってきている。新たな端末にFlashを搭載できないという問題もある。今後はAndroidにシフトしていくのでは。すぐにという話ではないが、ハードウェアとしての終わりが見えてきているのは事実。

--- ほかの2社と比べてCMの好感度が低いが?

吉澤氏:今日の株主総会で、この話が出るのではないかと思っていたが、出なかった(笑)。auさんの三太郎シリーズの高感度が非常に高いのは知っているが、堤真一、綾野剛、高畑充希のCMの高感度もなかなか上がってきている。直近のランキングでは2位だった。

--- 今後の課題は?

吉澤氏:ドコモは判断が遅い、と言われることがある。スピード感を優先してやっていきたい。
《近藤謙太郎》
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