ロボットタクシー、G7伊勢志摩サミットで活躍……海外メディアが試乗
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日本らしさをアピールすべく、伊勢神宮などの観光資源、海産物、伝統工芸などはもちろん、国際メディアセンター(IMC)アネックス内には、日本の魅力を発信する政府広報展示スペースが開設され、さまざまな日本の側面が紹介された。
屋外展示スペースでは日本を代表する自動車メーカー各社が出展。日本の技術力をアピールした。そうした動きの一環として、DeNAとZMPの合弁事業であるロボットタクシーは、同社の自動運転サービスを披露し、海外メディアに対し試乗を提供したとのこと。
「ロボットタクシー」は、配車から決済まで、すべてスマートフォンで完結する無人サービスだ。試乗デモでは、運転席に人間のドライバーが乗ったが、ハンドル・ブレーキ・アクセルは操作せず、メディアに対し試乗体験を提供した。
専用アプリで目的地を指定し見積もりを承認すると、インターネットを通じて司令が届き、車両が乗車位置に向かって自動で動き出す。車両がユーザーの目の前に到着すると、解錠するようアプリ画面に指示が出るので、車両にスマホでタッチするとドアが開く。これにより、他の人が乗車するようなことを防いでいる。車に乗り込んでスマホを操作すれば、ドアが閉まり自動的に動き出す。目的地に到着すると、スマートフォンの画面に料金が表示されるので、決済処理を行うと、ドアが自動で開く。
走行は非常にスムースで、「自動運転だとはわからなかった」という声もあったという。運転手の搭乗が不要と言うことは、運転席そのものも不要になるため、将来的には車のデザイン自体が大きく変わるかもしれない。同社では、自動運転車とインターネットを使った交通サービスについて、2020年開始を目指している。