利用ニーズに応じて解錠方法変更できる後付け型スマートロック | RBB TODAY

利用ニーズに応じて解錠方法変更できる後付け型スマートロック

IT・デジタル セキュリティ

エイディーシーテクノロジーが電気錠メーカーのシーズンテックと共に共同開発した「テンポロックドア」。スマホ、ICカード、暗証番号入力による解錠が可能だ(撮影:防犯システム取材班)
  • エイディーシーテクノロジーが電気錠メーカーのシーズンテックと共に共同開発した「テンポロックドア」。スマホ、ICカード、暗証番号入力による解錠が可能だ(撮影:防犯システム取材班)
  • スマートフォンによる解除操作画面。アイコンをスライドさせるだけで解錠&施錠操作が行える。画面は開発中のため変更の可能性もある(撮影:防犯システム取材班)
  • 玄関や部屋のドアへの設置に限らず、ロッカーやキャビネットなどに取り付けることで、マイナンバー管理ツールとしても利用することが可能だ(撮影:防犯システム取材班)
 昨年から今年にかけて市場が一気に熱を帯びてきた「スマートロック業界」。従来の物理キーによる施錠管理では実現できなかった、遠隔操作や時限管理などの柔軟な運用が可能になる点と、IoTやスマートホームと連動できる点がフックとなり、注目を集めている。

 先行して製品を市場投入しているメーカーの多くが、スマートさや手軽さを魅力に掲げた製品を提供しているのに対し、後発となるスマートロックでは、セキュリティ面にも配慮した製品が多く見られるようになった。

 エイディーシーテクノロジーが電気錠メーカーのシーズンテックとともに共同開発した「テンポロックドア」も、便利さにプラスしてセキュリティ面にも配慮した製品といえる。

 東京ビッグサイトで27日まで開催されていた「ワイヤレスジャパン2016」において、その「テンポロックドア」が今夏に予定されている販売開始に先立ち、エイディーシーテクノロジーのブースにおいて、デモ展示が行われたので紹介していこう。

 同製品は、既存の物理キーのシリンダー部分に被せるタイプのいわゆる後付け型のスマートロックで、スマートフォンを使った解錠のほかに、ICカードを使った解錠、本体に設置されているテンキーへの暗証番号入力による解錠と、3種類から解錠方法を選ぶとができる。また、鍵穴はそのまま残るので、既存の物理キーを使った解錠も可能だ。

 解錠方法に関しては、併用も可能なので、設置場所に求められるセキュリティレベルに応じて選択することができる。

 スマートフォン経由の解錠に関しては、同社のクラウドサービスを契約する必要があるが、一般的に自社でクラウドサーバーを用意するのはコスト面や運用面で大きな負担となるため、同社にそうした面を任せられることで、結果として手離れよく運用することができる。また、クラウドサービスを利用することで、いつ誰が開けたのか?といった利用ログの保存なども行える。

 提供形態は、テンポロックドアのサービス事業者や販売代理店経由からとなり、API機能の提供なども予定されているので、同製品を使ったサービス提供といった導入も可能だ。

 マイナンバー管理を行う入退室管理システムとしてだったり、シェアルームや民泊での運用などを想定しており、テンキー入力による解錠は、毎日0時に暗証番号が変更される「ワンデイパスナンバー」機能なども有しているので、自由な運用が行える。
《防犯システム取材班/小菅篤》

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