災害時の避難をサポートするLED非常用照明器具の最新トレンド | RBB TODAY

災害時の避難をサポートするLED非常用照明器具の最新トレンド

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東芝ライテックのLED非常用照明器具の数々(撮影:防犯システム取材班)
  • 東芝ライテックのLED非常用照明器具の数々(撮影:防犯システム取材班)
  • ハロゲン電球非常用照明器具「IEM-13221HN」(左)とLED非常用照明器具「LEDEM13221」(右)。「IEM-13221HN」に付いているヒモは、定期点検時に重りを吊るし、きちんと点灯するかを確認するためのもので、「LEDEM13221」はボタンのワンタッチ操作で点検が可能(撮影:防犯システム取材班)
  • ハロゲン電球非常用照明器具「IEM-13221HN」(左)とLED非常用照明器具「LEDEM13221」(右)の埋込高さの違い(撮影:防犯システム取材班)
  • 非常用照明器具としての機能を追加した「TENQOO」シリーズの「TQ23069N 非常灯電池内蔵富士型」(撮影:防犯システム取材班)
  • 「TENQOO」シリーズでは、常用照明部と非常用照明部が別ユニットになっている。丸型部分が非常用照明。自己点検機能を備え、定期点検時はボタンを押しておけば、自動で点検開始し、30分後に点検結果をランプ表示で知らせてくれる(撮影:防犯システム取材班)
 現在さまざまな場所で、照明器具は従来の蛍光灯タイプからLEDタイプへと切り替わりつつある。理由としては、LEDの省エネ性能があげられ、初期コストこそLEDタイプの方が高くなるが、電気代や蛍光灯の交換頻度などを考えると、10年といった長期スパンならLEDタイプの方がランニングコスト面でメリットが大きいからだ。

 その流れは、非常用照明器具においても例外ではなく、LEDタイプの普及が進んでいるが、利便性や性能面でも進化が見られている。

  そうした流れのなかで東芝ライテックは、東京ビッグサイトで開催された「第42回 ジャンボびっくり見本市」にて、災害に伴う停電時に建物などからの安全な避難の手助けとなるLED非常用照明器具の数々を展示した。

●設置の自由度拡大と点検の効率化を実現した専用形

 同社が提供するLED非常用照明器具には、大きく分けて非常用照明としてだけ機能する専用形、常用照明と非常用照明を兼ねるタイプ、階段や屋外への設置を想定したタイプがあり、さらにそれぞれのタイプの中に形状や用途に合わせた多数の製品を揃える。

 例えば、専用形の1つである「LEDEM13221」の場合、埋込高さを従来のハロゲン電球非常用照明器具「IEM-13221HN」と比べた場合に41%低減。設置工事の際に課題となる天井裏の構造物やダクトの位置への配慮を低減し、設置場所の自由度を広げる。

 また、非常用照明器具は定期点検が法令で定められているが、同製品なら、従来よりも短時間かつ信頼度の高い点検を実現する「自己点検機能」を備えており、点検作業の効率化が可能だ。

●常用&非常用兼用タイプにも自主点検機能が搭載

 一方兼用タイプでは、常用照明器具の高級ラインナップである「TENQOO」シリーズにも、非常用照明機能を追加した兼用タイプが新たにラインナップ。普段使いでの快適性を意識しつつ、非常用照明器具としても使えるハイブリッドタイプとなっている。

 「TENQOO」シリーズの非常用照明ラインナップの特徴としては、通常照明と非常用照明が別機構となっており、専用型にも搭載されている自己点検機能が挙げられるだろう。

 ちなみに「TENQOO」シリーズの非常用照明器具と同社がこれまで提供してきた従来の蛍光灯非常用照明器具とトータルコストを比較した場合、約2年で「TENQOO」シリーズの方がお得になり、その後はよりお得度が高まっていくという(年間3,000時間点灯で電気代単価27円で計算)。

 LEDタイプの照明器具は、登場し始めた当初は初期コストの高さが導入面での障壁になっている部分があったが、普及が進んだことによる価格の平準化や、市場が成長したことに伴う技術面の進化、そして電気料金の上昇といった社会情勢を受け、以前よりもトータルコスト面でのメリットが大きくなっているというのが、市場のトレンドで、それは非常用照明器具の分野でも同様の流れだといえるだろう。
《防犯システム取材班/小菅篤》

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