病院の待ち時間解消にPepper活用……Pepper World 2016 | RBB TODAY

病院の待ち時間解消にPepper活用……Pepper World 2016

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医療ブースでは、病院の受付業務をこなすPepperのソリューションなどが紹介されていた
  • 医療ブースでは、病院の受付業務をこなすPepperのソリューションなどが紹介されていた
  • Pepperの胸のタブレットを操作することで診療の予約が行える
  • 待ち時間は手持ちのスマートフォンでも逐一確認できる仕様。順番が訪れた際に電話で呼び出してもらうことも可能だ
  • 病院側でも、患者の呼び出しなどの管理が簡便化できるという
  • 血圧計などの医療機器とPepperを連動させるソリューションも紹介されていた
  • Pepperが普段の計測結果と比較した感想を話してくれる
 ソフトバンクは27日、人型ロボット「Pepper」の法人活用事例を紹介するイベント「Pepper World 2016」を開催。会場では、50種類のPepperとさまざまなアプリが紹介された。本稿では「未来の小売」「未来の医療/介護」「未来の受付/トラベル」「未来の教育」といったカテゴリに分けられたサービス群の一部を紹介していく。

 医療ブースでは、病院の受付業務をこなすPepperのソリューションが紹介されていた。Pepperの胸のタブレットを操作することで診療の予約が行えるほか、支払い、処方箋の受付、ジェネリックの相談などにも対応する。待ち時間は手持ちのスマートフォンでも逐一確認できる仕様になっており、順番が訪れた際に電話で呼び出してもらうことも可能だという。

 病院では、診察までに長い時間待たされることがある。その待ち時間を有効に使ってもらおう、というのが同ソリューションの目的だ。病院以外での利用も想定されている。担当者によれば、ソフトバンクショップの一部の店舗、および福岡のキャナルシティで行われたゲーム大会で試験的に導入した実績があるとのこと。担当者は「長蛇の列ができてしまう人気の飲食店などでも引き合いがあるのでは」と、ソリューションの展開に期待を寄せていた。

 医療ブースではこのほか、体組成計、血圧計などの医療機器、ヘルスケア分野のIoT製品、ウェアラブル端末などとPepperを連動させるソリューションも紹介されていた。イナサドットネットが提供する「ウェルネス for Pepper」は、健康管理を目的にしたもの。例えば、毎日血圧を測っている利用者がいたとする。血圧計で計測されたデータはBluetoothでスマートフォンと同期され、スマートフォンからクラウドにアップされる。そのデータをPepperが収集して、普段の計測結果と比較。異常がなければ、Pepperが「普段通りの結果ですね」などと話しかけてくれる仕組みだ。同社では、健康増進や疾病予防の一助となるアプリの開発も進めているという。
《近藤謙太郎》

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