音声アラート&画像処理技術を活用した後方障害物検知システム | RBB TODAY
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音声アラート&画像処理技術を活用した後方障害物検知システム

エンタープライズ その他
同ブースではミニカーを使って「SensingEye(センシングアイ)XL-8484」の機能のデモ展示を行っていた。カメラは一定以上の解像度のステレオカメラを推奨(撮影:防犯システム取材班)
  • 同ブースではミニカーを使って「SensingEye(センシングアイ)XL-8484」の機能のデモ展示を行っていた。カメラは一定以上の解像度のステレオカメラを推奨(撮影:防犯システム取材班)
  • 同システムを利用した場合のモニター画面。車両と障害物との距離に応じて青、黄、赤の3段階で警告ラインを表示すると同時に音声によるアラートを発する(撮影:防犯システム取材班)
 ワーテックスは、15日まで東京ビッグサイトで開催されていた「第4回コネクティッド・カー EXPO」にて、トラックなどの業務車両に搭載する後方障害物検知システム「SensingEye(センシングアイ)XL-8484」の参考展示を行った。

 これまでの後方障害物検知システムといえば、ソナーを用いたシステムが主流だったが、同製品は画像処理技術を利用することで従来の約半分程度の金額で導入できることが特徴となる。また、これまでのバックモニターでは、映像を確認するだけだったが、同製品では障害物との距離に準じて3段階の音声によるアラートを発することができる。

 システム構成は、障害物検知とアラーム機能を備えた「SensingEye」、バックカメラ、確認用のモニターとなる。同社が提供するバックカメラとの連携はもちろん、他社製のカメラでも一定の解像度を満たしたステレオカメラなどなら連携が可能とのこと。

 後方確認をバックカメラに頼ることになるトラックの場合、乗用車と比べてどうしても事故のリスクが高くなるが、同製品なら音声アラートによる通知も行われるため、安価で業務車両の安全運航を実現できる製品となる。2016年度末の製品化を目標に現在、鋭意開発中とのこと。
《防犯システム取材班/小菅篤》
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