金属製品に取り付けてもしっかり読み取れる!新型ICタグが登場 | RBB TODAY
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金属製品に取り付けてもしっかり読み取れる!新型ICタグが登場

エンタープライズ フォトレポート
大日本印刷とフェニックスソリューションによって共同開発された「DNP金属対応広指向性ICタグ」。発売は2月1日からを予定している(画像はプレスリリースより)
  • 大日本印刷とフェニックスソリューションによって共同開発された「DNP金属対応広指向性ICタグ」。発売は2月1日からを予定している(画像はプレスリリースより)
  • これまでも金属対応のICタグはあったが、設置場所によっては上手に読み取れないという課題があったが、本製品はその課題を克服している(画像はプレスリリースより)
  • マンホールへの設置例。蓋を開けずに路上からタグを読み込みメンテナンス情報を確認するといった使用が可能となる(画像はプレスリリースより)
  • 「DNP金属対応広指向性ICタグ」は柔軟性があるため、消火器のような曲面のある金属への設置も行える(画像はプレスリリースより)
 大日本印刷とフェニックスソリューションは5日、金属製品に取り付けても安定した読み取りができるICタグ「DNP金属対応広指向性ICタグ」を共同で開発したことを発表した。

 従来の金属対応ICタグでは、金属の背面に取り付けたり、複数のタグが重なった場合には読み取りができない問題があった。今回発表されたICタグでは、貼り付けた製品の金属部分をアンテナとして活用するため、広い指向性を持つことを特徴としている。

 タグを保護するパッケージは紫外線に強く柔軟性があり、曲面に取り付けることも可能。防水性能も備えているため屋外での利用にも適している。物流や建築業界の資材管理、レンタル品の管理などで使われることを想定しており、両社は3年間で30億円の売上を目標としている。発売は2月1日から、予定されている。
《防犯システム取材班/小菅篤》
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