顔認証技術を使った店舗向け画像解析ソリューション……セキュア | RBB TODAY

顔認証技術を使った店舗向け画像解析ソリューション……セキュア

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「セキュア 2016新商品発表会 in 東京」でデモ展示されていた顔認証ソリューション「EUREKA」と「FACE」。人物の特定ができるのが「EUREKA」で、顔認証に基づいた性別・年齢データを収集できるのが「FACE」となる(撮影:防犯システム取材班)
  • 「セキュア 2016新商品発表会 in 東京」でデモ展示されていた顔認証ソリューション「EUREKA」と「FACE」。人物の特定ができるのが「EUREKA」で、顔認証に基づいた性別・年齢データを収集できるのが「FACE」となる(撮影:防犯システム取材班)
  • 展示されていた「FACE」の表示画面。顔をとらえると男性なら青文字、女性なら赤文字で推定される年齢が表示される。使用するカメラや撮影環境により年齢の推定には誤差は出るが、デモ展示では筆者の年齢±1歳程度だった(撮影:防犯システム取材班)
  • 「EUREKA」により人物特定を行った際のタブレット端末への表示画面の一例。どのカメラが誰の顔をとらえたかを表示してくれる(撮影:防犯システム取材班)
  • ステレオカメラと連動させることで、顔認証の精度を上げることが可能。ONVIFに準拠した既存のネットワークカメラにも対応する(撮影:防犯システム取材班)
  • 「SHELF-FACING」の展示。商品棚などの上にモーションセンサーを設置し、動きのデータを取得することでヒートマップ化。人気商品や購買力のある位置を見える化することができる(撮影:防犯システム取材班)
  • 「SHELF-FACING」の表示例。頻繁に動きが検知される場所を赤色、そうでない場所を青色で表示する。商品陳列の効率化、手に取られるけど買われない商品の顕在化が可能になる(撮影:防犯システム取材班)
 監視カメラシステムや、入退室管理システムなどを提供するセキュアは、「セキュア 2016新商品発表会 in 東京」にて店舗マネージメント向けの画像解析ソリューション「STORE ANALYTICS」シリーズのデモ展示を行った。

 「STORE ANALYTICS」には、複数のソリューションが用意されており、カメラがとらえた映像を元に人物の特定、性別や年齢の推測、売り場の動線管理や商品棚の稼働状況などを可視化できるのが特徴となる。

 顔認証を元に人物を特定する「EUREKA」(ユーリカ)は、あらかじめ登録しておくことで、カメラがVIPや万引き犯などの顔をとらえると、管理者に通知するソリューション。そしてもう1つの顔認証ソリューション「FACE」(フェイス)は、来店者の顔画像から性別や年齢を判別するソリューションだ。

 「EUREKA」が防犯的な側面が強いのに対して、「FACE」はマーケティング的な要素が強いソリューションといえる。

 いずれも既存の監視カメラを利用することができるが、ステレオカメラを使うことでより高精度な顔認証を実現することができる。

 そしてよりマーケティング要素が強くなるのが、商品棚の回転状況を可視化できる「SHELF-FACING」。モーションセンサーなどを用いて測定した商品棚のデータをヒートマップ化し、どの商品がどれだけ手に取られているのかを可視化することなどが可能だ。

 これまで実店舗では、来店客の属性や売れ筋商品などは、実際に買い物をした人を対象にしか取ることができかなった。しかし、今回展示されたソリューションの数々を活用することで、すべての来店者を対象に属性の把握をできたり、商品棚の位置や陳列方法による購買力の違いを顕在化できたり、手に取らながらも再び商品棚に戻された商品の傾向などを把握できるようになる。

 競合相手が、他の実店舗だけでなく、ネットショップも加わっている小売業界において、従来よりもより細かなマーケティングデータを収集可能になることで売上向上や、きめ細やかなサービス提供に繋がる施策を行うことができるだろう。
《防犯システム取材班/小菅篤》

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