不倫サイト「アシュレイ・マディソン」、漏えいメアドを使った脅迫メールが登場 | RBB TODAY
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不倫サイト「アシュレイ・マディソン」、漏えいメアドを使った脅迫メールが登場

ブロードバンド セキュリティ
「アシュレイ・マディソン」サイト
  • 「アシュレイ・マディソン」サイト
  • 運営会社を名乗った詐欺メールの例
  • 犯罪者グループを名乗った詐欺メールの例
  • 集団訴訟を装った詐欺メール
 トレンドマイクロは2日、不倫サイト(既婚者向け出会い系)「アシュレイ・マディソン」(Ashley Madison)からの情報漏えいに便乗し、金銭を要求するメールを確認したことを発表した。

 「アシュレイ・マディソン」は今年7月、サイバー犯罪者の攻撃を受け、登録者情報が漏えいし、一部の個人情報がネットで公開される自体となった。今回トレンドマイクロでは、漏えいした秘密を公開しないことと引き換えに、金銭を要求するメールを確認したという。複数の犯罪者によるもので、1ビットコイン(2015年9月1日時点、約2万8千円)を支払わない場合、会員の友人や家族に知らせると脅すものだ。

 メールの送り主は、「Ashley Madison」やその運営会社である「Avid Life Media」、Ashley Madisonを攻撃した犯罪者グループ「Impact Team」、さらには集団訴訟を起こす弁護士など、多岐にわたって偽装されていた。

 これらのメールは、無差別に配信されたものではなく、「アシュレイ・マディソン」のデータベースに登録されていたEメールアドレスを特定して送信されたと推測されている。また、友人や家族の名前を挙げたメールもあり、これらの情報は、Facebookのアカウントを特定した上で一般公開している友達リストから入手したとみられている。
《冨岡晶》
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