■4Kディスプレイ搭載の「Z5 Premium」 筆者が今回発表されたXperia Zシリーズのなかで最も注目しているのが「Xperia Z5 Premium」だ。フラグシップのZシリーズに、さらに“プレミアム”の名前を冠した最上位モデルには、スマートフォンとして初めて4K(3,840×2,160画素)の高解像液晶ディスプレイが搭載された。画素密度は806ppi。 ソニーではこれまでにもテレビや民生用ビデオカメラ、ビデオレコーダーなどのエレクトロニクス製品による「4Kワールド」を拡大してきた。Xperiaシリーズでも、すでに動画を撮る方では4K撮影機能の搭載を実現しているが、本機が登場したことでスマホ単体で4Kが観られるようになった。 BRAVIAの画づくりの技術で培ったモバイル向けの超解像技術「X-Reality for Mobile」による4Kアップスケーリング機能も搭載されており、HDの映像コンテンツも4Kディスプレイにフィットした高精細な映像に変換して楽しむことができる。 アップスケールは専用LSIではなく、クアルコムのSoCとソフトウェアで実現。4K対応により、動画や静止画再生の高精細化は言うまでもなく、Webブラウジングや電子書籍を閲覧する際の文字がいっそう読みやすくなる効果もある。NetflixやdTVなど動画配信コンテンツの視聴にも相性が良いはずだ。 画づくりにはソニーの液晶テレビ“BRAVIA”シリーズの開発によって培われた「トリルミナスディスプレイ for mobile」の技術や、明るく自然な映像の色合いを実現するバックライト技術「LiveColor LED」も搭載されている。4K対応のディスプレイにはスマートフォンとMHLケーブルで接続して、4K映像のコンテンツを外部出力することも可能だ。 CPUの仕様やカメラ機能はZ5と同じ。RAMのサイズは3GBで、内蔵ストレージは32GB。「Xperia Z5 Premium」はリアパネルのガラスが光沢処理になっている。色はクローム/ブラック/ゴールドの3色。「Xperia Z5」よりもサイズは大きいが、ベゼルの峡額縁化などにより5.5インチクラスのスマートフォンながら、154.4W×75.8H×7.8Dmmとコンパクトな筐体に仕上げている。質量は180g。■約4.6インチの「Z5 Compact」 約4.6インチの「Xperia Z5 Compact」は、歴代の「Z1f」「Z3 Compact」から続く好評のコンパクトサイズモデルに、Z5のカメラ機能をそのまま搭載したことが大きなセールスポイントだ。ディスプレイは1,280×720画素のHD仕様。画素密度は323ppi。 本機も背面のガラスパネルはつや消し処理のフロストガラス。カラーバリエーションはホワイト/グラファイトブラック/イエロー/コーラルの4色。本体の厚みは8.9mm、質量が約138g。片手操作には最適なサイズ感だが、フロストガラスの手触りがサラサラとしているぶん、これまでのモデルよりも少し滑りやすく感じられるかもしれない。 CPUは「Xperia Z5/Z5 Premium」と同じだが、RAMは2GB。内蔵ストレージは32GBを搭載する。その他、バッテリー性能は新しいZ5シリーズ共通で、スタミナモードをオフにした状態で約2日間の持続性能を実現した。それぞれに内蔵バッテリーの容量が若干異なっており、「Xperia Z5」は2,900mAh(Z4は2930mAh)、「Xperia Z5 Compact」が2,700mAh、「Xperia Z5 Premium」が3,430mAhになる。防水はIPX5/8、防塵はIPX6の相当の性能を備える。 音楽再生機能はいずれのモデルも前機種「Xperia Z4」から大きな変更はなかった。ハイレゾ音源の再生がイヤホンジャック、USB接続ともに可能。ハイレゾ相当の高音質をBluetoothワイヤレス接続で実現するLDACもサポートする。デジタルノイズキャンセリング機能も従来機種通り備えるが、本シリーズの発売に合わせてハイレゾ対応の新しいノイズキャンセリングイヤホン「MDR-NC750」がオプションとして発売される。
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