Windows 95の登場以降、およそ20年間にわたって利用されていた「Internet Explorer」が表舞台から姿を消し(実行ファイルはまだ残っている)、代わりに「Microsoft Edge」と呼ばれる新型のウェブブラウザがインストールされることとなった。リーディングリストといった現代のウェブブラウザーのトレンド的機能はおさえつつ、手書きメモの書き込みができるといった独自の機能を備えている。
【4】チャームからアクションセンターへ
Windows 8/8.1では、画面の右端からせり出す「チャーム」メニューが操作の重要な役割を果たしていた。音量や画面の輝度といった、頻繁に変更を行う必要のあるハードウェア設定や、コントロールパネルの起動、共有メニューなどの表示といった主要機能がまとめられていた。
Windows 10では、このなかから使用頻度の高いハードウェア設定のみを残し、それ以外は廃止。代わりに、従来はシステムの警告のみが表示されていたアクションセンターを拡張してメールや予定などの通知を表示できるようにし、チャームに変わる機能として画面の右に配置した。