大和ハウス工業は16日、1962年から続く同社の戸建分譲住宅事業のブランドを「SECUREA(セキュレア)」に刷新したことを発表した。ブランドの刷新により認知度とブランド価値の向上を目指し、戸建分譲住宅事業の更なる拡大を図る。 同社は住環境を選ぶ際には安全性が重要視されている現状を踏まえて、安心・安全な分譲地の提供を目指すコンセプトを分かりやすく伝えるために、ブランドの刷新を行った。 また、ブランドの刷新に伴い「裸足になれる場所がある、暮らし」をコンセプトとした「ハダシバフ」プロジェクトを実施、ブランドイメージである「安全・安心」や「ふれあい」を象徴するアイテムとして、戸建分譲地の全区画に芝生を設ける。 新ブランド第一弾として、東京都練馬区桜台に安全性と防犯性を高めた「SECUREA桜台」(全30戸)を開発しており、全戸に家庭用リチウムイオン蓄電池やエネルギーマネジメントシステム「D-HEMS 3」、太陽光発電システム、エネファーム搭載などを行い、環境配慮と光熱費の削減を実現している。 防犯面では、大型の敷地を造成から行うことで、分譲地全体の景観や建物配置を考慮し、歩行者優先の街路計画や、分譲地全体でコミュニティがはぐくめるようなスペースを設けるなどして、犯罪が起きにくい環境を分譲地全体で作り上げるというコンセプトとなっている。