超小型コンピューター「micro:bit」、BBCが英国で11~12歳に無償配布
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「micro:bit」はプログラミングによって動作する超小型コンピューターで、子どもたちのIT創造力を働かすもの。
BBCが初めて超小型コンピューターを子どもたちに紹介したのは1980年代のこと。約30年越しで完成された「micro:bit」は4センチ×5センチの大きさで、子どもたちが楽しんで使えるようさまざまな工夫が搭載されている。
搭載されているパーツは、赤色LED25個、プログラミング可能な2つのボタン、アクセラレータ、磁気計、Bluetooth対応アンテナ、I/Oリング5個。BBCはこれらの機能の利用に必要なものは「想像力と創造性のみ」としており、子どもたちの幅広い利活用と学習に期待を寄せている。
開発に携わったのは、ARM、Barclays、BBC、element14、Freescale、ランカスター大学、マイクロソフト、Nordic Semiconductor、サムスン、ScienceScopeなど29企業・団体、教育機関。
なお、プログラミングにはマイクロソフトが提供するプログラミングツール「TouchDevelop」を利用する。同ツールはWebアプリケーションの形をとり、「micro:bit」と合わせて利用することで基本的なプログラミングを学べる。
「micro:bit」は、英国の11~12歳に相当する生徒に約100万個配布される。配布時期は、子どもたちが新学年に慣れ始める10月頃を予定している。
超小型コンピューター「micro:bit」、英国11~12歳に無償配布…BBC
《佐藤亜希》