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内田洋行、タブレット向けスマートペン&アプリを発売へ

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「Neo smartpen N2」と「N School N」の使用イメージ
  • 「Neo smartpen N2」と「N School N」の使用イメージ
  • 「Neo smartpen N2」と「N School N」
 内田洋行は、タブレット端末向けの最細・最軽量のスマートペン「Neo smartpen N2(ネオスマートペン エヌツー)」と、授業用アプリケーション「N School Note(エヌスクールノート)」を、小中高などの文教市場向けに7月20日より販売開始すると発表した。

 同社では、児童・生徒1人1台の情報端末「フューチャースクール推進事業」の西日本地区の実証実験への参画や、東京都荒川区での約1万台の小中学校タブレット導入など、全国各地で先進的な導入とICT活用授業の課題抽出を行ってきた。その中で、タブレット端末の画面サイズが小さく従来のノートのように多くの数式や長文の記入、連続的な問題を解く事に適していないことが明らかになったという。

 それらの現状を踏まえ、この度NeoLAB Convergence Inc.(韓国ソウル)とその日本法人NeoLABが開発したコード技術を使用したスマートペンを開発。授業用アプリケーションも同時に両社で開発し、授業における1人1台タブレット端末活用のツールとして発売開始に至ったという。

 専用コードを埋め込んだA4サイズのプリント用紙にスマートペン「Neo smartpen N2」で文章や数式などを書くと、「N School Note」アプリが即時にデジタル化しそのままタブレット端末に表示することができるという。タブレット上で表示された筆記内容は電子黒板などに転送可能なため、1人1台タブレット端末を活用した授業を効果的にサポートする。

 また、ワークシートプリントソフトウェア「N Docu Direct」(専用)を使用して印刷することで、一般の印刷用紙に専用コードが埋め込まれ、スマートペンで使用できる紙を作成することができる。従来授業で使ってきたワークシートなどのデータを「N Docu Direct」を使って印刷することで、内容はそのままスマートペンで使用できるワークシートになるという。

 そのほか、スマートペンで書いた軌跡をタブレットで確認できるリプレイ機能や、スマートペンで書いた内容をペン内蔵メモリーに保存できる機能など、教室内だけでなく家庭学習や学習状況の確認にも使える便利な機能が備わっている。価格は、スマートペン40本およびワークシートプリントソフトウェアの導入で100万円(参考価格)。2015年の発売初年度は全国40校での導入を目標としている。

書いたものを即時にタブレット表示「スマートペン&アプリ」7/20発売

《畑山望》
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