カフェイン+仮眠が居眠り運転防止に有効?! 首都高で体験イベント | RBB TODAY
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カフェイン+仮眠が居眠り運転防止に有効?! 首都高で体験イベント

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「TOKYO MIRAI JUNCTION」東京スマートドライバー×常盤薬品工業
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 自動車の居眠り運転防止対策として、カフェインの摂取や、車を止めての仮眠などがあるが、カフェイン摂取後に仮眠するとより効果的だという。カフェインを摂取すると仮眠できなくなりそうだが……?

 機能性ドリンク『眠眠打破』を販売する常盤薬品工業は5月5日、首都高速道路大黒パーキングエリア(横浜)において、居眠り事故防止の社会実験イベント「カフェイン+短時間(10~20分)仮眠で居眠り事故打破!」を開催する。

 公益財団法人高速道路調査会によるデータでは、居眠り運転による事故はほかの要因に比べて、死亡事故や重傷事故になる割合が高く、高速道路においてはその割合が顕著になる。実際運転時に実際に眠気を感じたドライバーは約8割、事故につながるような眠気で、ヒヤリとした体験をした人は5割にもおよぶという。

 タクシーや長距離トラックなどの職業ドライバーが行なう居眠り運転対策は、お茶やコーヒーの摂取が約9割、仮眠が約8割だ。一般ドライバーではガムや飴の摂取が1番に上げられ、カフェイン摂取と仮眠の効果への認識が低いことがわかった。

 このように眠気対策としては、コーヒー、お茶、仮眠が代表的だが、実際に高速道路調査会がカフェインの摂取と短時間仮眠の効果を調べたところ、カフェイン摂取のみ、短時間仮眠のみよりも、それらを合わせて取ることが効果的であることが分かった。調査結果では、“カフェインを摂取し、10~20分程度、短時間仮眠をした人は、運転ミスの確率が下がる”という。

 カフェインの効果が現れるのは摂取から15分程度かかることと、眠りから覚めやすい仮眠時間が15~30分程度であることが関係していると考えられ、これらの相乗効果で、カフェイン摂取後に10~20分程度仮眠すると有効といえる。

 高速道路調査会によるこの研究結果を受けて常盤薬品はイベントを企画、カフェインを摂取し、かつ10~20分程度の仮眠の効果をアピールする。会場には実際に車中で仮眠できる体感コーナーやカフェイン+短時間仮眠の効果が分かる啓発コーナーを用意する。

 同イベントは、「東京スマートドライバー」が首都高内交通事故ゼロを目指して同日に主催するイベント、「TOKYO MIRAI JUNCTION」の一環として行なわれる。「東京スマートドライバー」は、コミュニケーションの力で首都高の事故を減らそうとする、市民主体型の交通安全プロジェクトだ。首都高の現状を伝える“気付きのきっかけ”を発信し、ドライバー同士のコミュニケーションを促進することで、事故を減らそうとする。2007年8月にキックオフ、発起人は小山薫堂。
《阿部哲也》
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