広告付き歩行者案内板の実証実験を名古屋駅周辺で開始 | RBB TODAY
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広告付き歩行者案内板の実証実験を名古屋駅周辺で開始

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歩道側に多言語対応地図やLED電光掲示板を、車道側に広告を掲示するスマートパネル。フリーWi-Fi機能や緊急放送機能を備えている(画像はプレスリリースより)
  • 歩道側に多言語対応地図やLED電光掲示板を、車道側に広告を掲示するスマートパネル。フリーWi-Fi機能や緊急放送機能を備えている(画像はプレスリリースより)
  • 今回の試みは市民や来訪者に対する利便性の向上のため、民間活力を導入した仕組みについて検討するための実証実験として行われる(画像はプレスリリースより)
 エムシードゥコーは28日、名古屋駅周辺で広告付き歩行者案内板の実証実験を開始した。フリーWi-Fi(無料の公衆無線LAN)や緊急情報の放送等の機能を備えた多機能型の歩行者案内板を整備し、設置費用から維持管理費まで広告収入で全てを賄うという仕組みだ。

 この実証実験は「名古屋駅地区における公共空間の利活用を通じたまちづくり社会実験」に参加して行われるもの。片側に歩行者案内板を備え、反対側に広告を掲出する広告付き多機能型パネル(スマートパネル)を利用することで、市民や自治体の負担無しに利便性を向上する仕組みを検討するのが目的だ。実験期間は2016年3月31日まで。

 スマートパネルは多言語対応地図やフリーWi-Fiのほかにも、LED電光掲示板や緊急放送機能を備えており、平常時には時刻や気象情報を掲示し、非常時には緊急地震速報や緊急警報放送を流すことができる。設置場所は、名古屋駅交差点付近と近鉄名古屋駅前の2か所。

 また本実験で提供されるフリーWi-Fi「MEIEKI_Free_Wi-FI」は、エヌ・ティ・ティ・ブロードバンドプラットフォーム(NTTBP)が提供するAndroid/iOSアプリ「Japan Connected-free Wi-Fi」(JCW)に参画。一度アプリの利用登録を行えば、名古屋駅周辺のスマートパネル設置エリアに加え、全国約10万か所の主要空港や駅、観光施設などに設置したJCWアクセスポイントでフリーWi-Fiを利用することが可能になる。

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