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ソフトバンクM、次世代光通信で2Tbps伝送実験に成功

ブロードバンド テクノロジー
陸上ケーブルを用いた伝送実験の構成図
  • 陸上ケーブルを用いた伝送実験の構成図
  • 海底ケーブルを用いた伝送実験の構成図
 ソフトバンクモバイルは24日、次世代光通信技術である「直交振幅変調方式(16QAM:16 Quadrature Amplitude Modulation)」を用いた2Tbpsスーパーチャネルの伝送実験に成功したことを発表した。

 2Tbpsスーパーチャネルの安定伝送を確認したのは日本で初だという。16QAMとスーパーチャネル技術の組み合わせにより、1本の光ケーブルで伝送できるバックボーンネットワークの通信容量が、従来の8.8Tbpsから20Tbps程度に拡張される見込みだ。

 実験には、ソフトバンクモバイルが保有する陸上ケーブルおよび海底ケーブルを使用。神奈川県横浜市-三重県四日市市間に往復761kmの伝送路を構築し、東京-大阪間の商用100Gbps伝送サービスで実際に使用中の中継局を利用した。海底での実験には、北海道室蘭市-青森県八戸市間に敷設されている海底ケーブルが用いられた。
《冨岡晶》
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