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 宮城県で作られたある「こけし」が、昨年話題になり、現在、若者の間でブームになっている。

 現在も震災復興に励む宮城。そんな宮城の北部に位置し、“こけし発祥の地”と言われる鳴子温泉郷では、現在も約50人のこけし職人が、精魂込めて「鳴子こけし」を作り続けている。首をまわすと“キュッキュッ”と鳴くのが鳴子こけしの特徴だ。

 こけしは、今からおよそ200年ほど前の江戸時代後期に東北で生まれた。一説では、山奥でお椀やお盆などを作る木地師たちが、子供のおもちゃとして作ったのが始まりだという。

 昨年話題になったのが「青色こけし」だ。“なぜこけしに青がないのか”と疑問に思ったBEAMS社が企画し、仙台の職人に制作を依頼して実現、限定販売したところ短時間で完売。そして最近では、若者に“こけしブーム”を起こしている。

 放送作家の小山薫堂氏を企画・監修として迎え、伝統工芸を現代のアイテムと組み合わせた、新しい製品作りに挑むテレビ番組「アーツ&クラフツ商會 presented by セキスイハイム」(BS朝日、毎週月曜日夜11時00分~11時30分) が、「青色こけし」に注目した。

 番組では鳴子温泉のこけし職人・菅原和平さんに「青色こけし」をオーダー。制作されたこけしは、これまでの伝統的なこけしではなく、ハットやスーツをまとった“郵便屋さん”スタイルのこけし。胴体の内部は空洞になっており、手紙を入れることができる。

 「親と子」「祖父母と孫」など、手紙をこけしに入れて交換し合う「交換こけし」は、「コミュニケーションツールとしてメールが発達した現代に、思いを込めて鍛錬に文章を綴り、相手に伝えるという、“時間をかける”ことを忘れてしまった現代人にお薦めしたい」と番組関係者は語る。

 番組は1月26日に放映されたが、「アーツ&クラフツ商會」の公式サイトでは、「交換こけし」を15名にプレゼントする企画を応募受付中だ。視聴者にプレゼントされる「交換こけし」の中には、番組の企画・監修を務める小山氏の直筆メッセージが封入される。
《阿部哲也》

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