スバル、モータースポーツ2015年シーズンに意気込み……ファンミーティング | RBB TODAY

スバル、モータースポーツ2015年シーズンに意気込み……ファンミーティング

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SUBARU 2015 モータースポーツファンミーティング 《撮影 高木啓》
  • SUBARU 2015 モータースポーツファンミーティング 《撮影 高木啓》
  • SUBARU 2015 モータースポーツファンミーティング 《撮影 高木啓》
  • 辰己総監督 《撮影 高木啓》
  • 佐々木選手 《撮影 高木啓》
  • 井口選手(向かって左)と山内選手 《撮影 高木啓》
  • 勝田選手(向かって左)と足立選手 《撮影 高木啓》
  • 久保選手(向かって左)と三浦選手 《撮影 高木啓》
  • 来場者が応援メッセージを書いたTシャツを進呈 《撮影 高木啓》
 スバル(富士重工業)とスバルのモータースポーツ部門であるSTI(スバルテクニカインターナショナル)はシーズン開幕前の3月22日、東京都内で「SUBARU 2015 モータースポーツファンミーティング」を開催、チーム監督、レーシングドライバーらが気込みを語った。

 場所は東京恵比寿の「スバル スター スクエア」。イベント開演は13時だったが、開場の10時にはすでに入場待ちの列ができていたという。進行役の河口まなぶ氏(自動車評論家)も、スバル スター スクエアでこんなに大勢の人を見るのは初めてという。

 イベントに登壇したのは辰己英治総監督(STI総監督)と、SUPER GT、ニュルブルクリンク24時間耐久レース、全日本ラリー選手権、GAZOOレーシング86/BRZのドライバー達。さらにSUPER GTのスバルチームを応援するレースクイーン、愛称「SUBARU BREEZE」も公式イベント初登場となった。

 「SUPER GT」は、市販車ベースのレーシングカーで戦う国内最高レベルのモータースポーツで、年間8戦。4月5日に開幕戦決勝レースが予定されている。普段、ストリートで見かけるような車がサーキットでレースを繰り広げる。改造範囲の大きいGT500クラスと、より市販車に近い仕様のGT300クラスの2クラスがあり、スバルは昨年に引き続き『BRZ』でGT300クラスに参戦する。ドライバーは昨シーズンからハンドルを握る井口卓人選手と、新加入の山内英輝選手のコンビ。タイヤもミシュランからダンロップに変更となった。

 井口選手はシーズン前の調整で、タイヤと車との“合わせ込み”に努力しているという。「ダンロップのタイヤは長距離を走っても、曲がる、止まるといった性能の劣化が少ないので、決勝レースのロングランを期待できる」と評価する。山内選手は別カテゴリーから移ってきて、『BRZ』のコーナリング速度が高くて驚いたという。「まさにコーナリングマシンだ。コーナーの多いサーキットで勝って、その他のサーキットでもポイントを拾っていけば年間王者も」と期待する。

 ライバルは誰かと聞かれた井口選手は、昨年まで同じチームにいて今季からトヨタに移った佐々木孝太選手を挙げる。「手の内を知られているから困る」。その佐々木選手は同じ壇上におり、「若手に場所を譲ろうと思っていたら、ちょうどトヨタから声がかかった。『BRZ』は開発に協力した車だし、テストの時も気になっている」と苦笑い。

 SUPER GTではスバルのライバルとなった佐々木選手だが、5月16~17日にドイツのニュルブルクリンク(サーキット)で開催される「ニュルブルクリンク24時間耐久レース」には、スバルチームの一員として参戦する。

 ニュルブルクリンク24時間耐久レースは“世界一の草レース”と呼ばれる。市販車にわずかな改造(安全装備など)を施すだけで参加できるいっぽう、ニュルブルクリンクは市販車メーカーが新型車の開発テストに用いるほどのコースで、自動車のあらゆる性能が試されるとの定評がある。スバルは車両は『WRX』で参戦する。

 24時間で走った距離を競うレースだが、もちろん1人のドライバーで走りきれるものではなく、4人で交代する。そこで気になるのは、ドライバーの体格やドライビングポジションはそれぞれ異なるはずだが、どう調整するのか。佐々木選手によると「座席のスライドやハンドルの位置調整は市販車のままなので、あまり問題にならない」とのこと。

 長年のスバルファンには、スバルのモータースポーツといえばラリーというイメージがある。一般の道路を1台ずつ走って合計タイムを競うのがラリーだ。近年スバルが参戦している「全日本ラリー選手権」は、2015年は9戦が予定されている。イベントにはドライバーの勝田範彦選手とコドライバーの足立さやか選手が登壇した。

 4月10~12日の九州・唐津が開幕戦で、勝田選手には開幕戦10連覇がかかっている。「気合いは入っているのだけど、車が出来上がっていない(笑)。ベース車両のポテンシャルが高い」と期待。ベース車両は『WRX STI』だ。コドライバーの足立選手は、初めて観戦するのにオススメのラリーとして愛知県の新城をあげた。「走る側としては嫌いですけど(笑)、いいイベントです。雨具を忘れずに、歩きやすい足もとで来てください」。

 レースには1車種で競うワンメークレースというのもある。モデル名では2車種になるが、スバル『BRZ』と、『BRZ』と同時に開発された兄弟車のトヨタ『86』で争う「GAZOO Racing 86/BRZ Race」は、モータースポーツ入門カテゴリーに位置づけられる。ナンバープレートを付けた、普段使いの愛車で参加できるレースだ。

 イベントには久保凜太郎選手と三浦愛選手が登場。久保選手は「ワンメークレースは同じ車を使うので、ドライバーの腕だけで競います」と説明。今季からシリーズに参戦する三浦選手は、登場したドライバーでは1人だけレーシングスーツを着ていない。「マネージャーではないです(笑)。スバルの一員として迎えられて光栄です」とあいさつ。辰己総監督が「速さのセンスがいい」と評価する女性ドライバーだ。佐々木選手、井口選手も参戦を予定。

 そしてサーキットに花を添えるのがレースクイーンだ。今回のファンミーティングのような、プロモーションイベントでも活躍する。スバルSUPER GTチームを応援するレースクイーンが愛称「SUBARU BREEZE」で、2015年シーズンは全員が新メンバーとなった。

 辰己総監督は「ドライバーはチャンピオン獲得に向けて努力している。チームとしてもバックアップして、チャンピオンを穫りにいきたい」と総括した。
《高木啓》

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