動線分析や位置情報とも連携!今注目の企業向け無線LANソリューションとは? | RBB TODAY

動線分析や位置情報とも連携!今注目の企業向け無線LANソリューションとは?

エンタープライズ ソフトウェア・サービス

シスコシステムズ合同会社 エンタープライズ ネットワーク事業 ユニファイド アクセス部 部長 田村康一氏
  • シスコシステムズ合同会社 エンタープライズ ネットワーク事業 ユニファイド アクセス部 部長 田村康一氏
  • 最大60台のマルチクライアントによる同時接続テストの結果。他社製品では10台以上になると急激にパフォーマンスが落ちる
  • 専用設計のAPでキャパシティを強化。Cisco Aironet 2700はメインCPUに加え、デュアルバンド毎に独立したCPUとメモリを有する
  • 大規模なスタジアムにおける無線LANの導入事例その1。西武ドーム「Lions Wi-Fi」では、オフロードサービスとコンテンツを提供
  • 大規模なスタジアムにおける無線LANの導入事例その2。米MLBでの取り組み。スマホアプリで新しい観戦体験と収益を確保できる
  • シスコによる外国人向けのフリーWi-Fiスポットの構築事例。「Visit SHIBUYA Wi-Fi」によって渋谷の街を活性化
  • 「Cisco Connected Mobile Experiences」(CMX)により、Wi-Fiやモバイルで動線分析・位置情報などと連携した新サービスを創出
  • Facebook Wi-Fiの仕組み。無線認証をFacebookのチェックインで代替し、Facebookに誘導して、マーケティングなどにも活用
●将来を見据えて運用するなら、企業向け無線LANソリューションを選びたい

 来たる2月9日、東京コンファレンスセンター・品川において、ナノオプト・メディアが主催する「今求められる無線LAN構築セミナー」が開催される。同セミナーでは、具体的な事例を通じながら、企業が無線LANを安心・安全に利用するための指針や、無線LAN関連の最新製品・サービス、システム構築時のポイントなどについて紹介される予定だ。

 当日はセッションのほか、展示会も併設される。また2月20日には、会場をグランフロント大阪(ナレッジキャピタル)に移して、同様のセミナーが催される予定だ。ここでは、本セミナーの講師陣のひとり、シスコシステムズ合同会社(以下、シスコ)の田村康一氏に、企業向け無線LANの現状や問題点、それに対する同社の取り組みなどに関し、当日講演する内容も含めて話を聞いた。

 現在の企業向け無線LANの市場動向を見ると、大手企業については導入が一巡しているという。銀行系のように、セキュリティ面での考え方が厳しい一部の分野では、例外的に導入が遅れているものの、それ以外の分野は無線LANが浸透してきている状況だ。田村氏は「昨年あたりから、我々も中小・中堅企業へのアプローチを進めています。ただし、まだお客様は企業向け製品でなく、コンシューマ系の製品でも良いという認識があるようです」と問題点を指摘する。

 コンシューマ系製品は、アクセス端末が10台程度ならば、それほど支障はないかもしれない。しかし端末数が20~30台ぐらいに増えてくると、一気にパフォーマンスが落ちてくる。最悪の場合は、ほとんど使えない状態にもなりかねない。教育系でもストリーム系コンテンツを1クラスに配信するだけで動かなくなることもあり、しっかりした無線LAN製品の導入が急務になっているという。田村氏は「プライマリーネットワークとして無線LANを導入するならば、ハイパフォーマンスな企業向け無線LAN製品を入れたほうが良いと思います」と断言する。

 たとえば、同社のアクセスポイント(以下、AP)「Cisco Aironet 2700」を例に挙げると、メインCPUに加え、2.4GHz/5GHzのデュアルバンド毎に独立したCPUとメモリを有しているため、ボトルネックのない安定した通信が行えるというメリットがある。

「実際に他社と比較しても、キャパシティが強化されているため、同時アクセスでパフォーマンスが落ちません。そのため大規模なスタジアムなどでの導入が加速しています。すでに世界30ヵ所・250ヵ所以上のスタジアムで実績があり、日本でも西武や楽天といったドーム球場で使われています。もちろん動画を視ても問題はありません。通常製品では、ここまでパフォーマンスが出るものはないでしょう。たぶん今年あたりから、スタジアムやイベント会場などで、同様の案件が増えてくるでしょう」(田村氏)。
《井上猛雄》

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