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雪国で売れる太陽光発電型モジュール!PVGがENEX2015で展示

エンタープライズ その他
両面発電型モジュールを使ったパネル
  • 両面発電型モジュールを使ったパネル
  • 北海道で実証実験を行っている
  • セルの見本
 PVG Solutionsは、国際展示場で開催されている「ENEX2015」にて、太陽光発電に用いる両面発電型モジュール「Earth 60シリーズ」の展示デモを行っていた。

 同製品は表裏両方にセルを構成。展示されていた製品では20%以上の発電量増を実証実験で確認したとしている。同社は愛媛県の自社工場でセルを量産しており、展示品は台湾で作られたものだが、その他中国、ドイツ、アメリカ、一部日本の会社でも独立系のパネルメーカーが同社から仕入れているという。

 実証実験は北海道で実施。製品が最も売れているのも北海道だという。裏面は雪からの反射をうけて発電する形となる。「北海道はどうしても積雪量が多く、パネルが雪に埋まってしまうリスクが高い。ところが、うちの太陽電池の場合には、表に雪が積もっても裏で発電できる。裏のパネルの温度が上昇して、表の雪が落ちやすい効果もある。他社の片面電池に比べて雪に強いという評価をいただいている」と同社取締役経営企画室長兼北海道支店長の垰本泰隆氏は説明する。

 同社によると、両面セルを生産しているのは国内ではパナソニックがあるが、大手と異なり部品売りをしている点を同社のメリットとしている。

 ブースでは今月から北海道・稚内ではじまった実証実験の様子をパネルで紹介している。なお、雪国意外の利用ケースでは、工場にも納品されているという。工場の屋根に白い塗料を塗り反射率をアップしているという。
《RBB TODAY》
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