“聖域無き商品開発”でユーザーの選択肢を増やす……KDDI田中社長、囲み取材一問一答 | RBB TODAY
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“聖域無き商品開発”でユーザーの選択肢を増やす……KDDI田中社長、囲み取材一問一答

IT・デジタル スマートフォン
19ヶ月目からの機種変更がしやすくなる「アップグレードプログラム」
  • 19ヶ月目からの機種変更がしやすくなる「アップグレードプログラム」
  • キッズ向けスマホの「miraie」
  • シニア向けスマホの「BASIO」
  • Android OS搭載の「AQUOS K」
 KDDIは19日、2015年春のauスマートフォン、フィーチャーフォンの新製品発表会を開催した。発表会後の質疑応答や田中孝司社長への囲み取材においてもシニア向け、ジュニア向け端末や“ガラホ”に絡む戦略について記者からの質問が集中した。

---国内のスマホ所有率率を8割に到達させるためには、ジュニア層やシニア層向けの展開が必要と感じているか。

田中社長:いまスマホをお持ちでない層の大半がシニア層で、続いてジュニア層になる。それぞれの層に広がっていけば、8割到達も見えてくると思うが、いまスマホへのシフトのスピードがやや鈍化していると感じているから、特定層向けの端末を投入した。お客様のインサイトを調査すると色々な課題と、必要とされている機能やサービスが見えてきた。スマホが欲しくて使いたいけれど弊害があるという声も受けてきた。ならばここは“聖域無き商品開発”を実行して、各ターゲットに魅力的な商品を提案したいと考えた。“ガラホ”もその一つ。選択肢を色々増やしたいという思いだ。またスマホの利用料金をネックに感じていらっしゃるお客様もいる。それぞれに魅力的な割引プランを用意した。当社の商品とサービスを改善しながら提案を続けていくことで、多くの方々に長くauを利用してもらえる。そうすれば私たちの商品価値も上がる。いま特別料金を作ったら減収するという声もあったが、もう一度原点に戻ってauは面白いことをやる会社にしたいと考えた。

---Android搭載のフィーチャーフォンが出たが、従来通りのフィーチャーフォンも今回発表された。今後それぞれの関係はどうなる。

田中社長:本音で答えれば、はっきり決めていない。いわゆるガラケーを残すのかという質問だが、お客様の声を聞きながら決めていきたい。いまの時点ではまず新しいことを提案してみてから、お客様に選ばれた方に舵を切っていきたい。チャレンジすることが一番重要。お客様が必要とするものに耳を傾けることも大事。オープンにやっていきたい。
《山本 敦》
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