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狙うは「au大好きユーザー」の拡大……KDDI田中社長の15年春新商品&サービス戦略

IT・デジタル スマートフォン
VoLTE対応機種3モデルを含む新製品を発表
  • VoLTE対応機種3モデルを含む新製品を発表
  • AQUOS Kとタブレットの2台持ちを提案
  • 伊勢丹新宿店とのコラボも発表された「INFOBAR A03」
  • “ガラホ”として話題をさらった「AQUOS K」
  • 学割プランも強化
  • シニア向けスマホの「BASIO」
  • キッズ向けスマホの「miraie」
■au初となるシニア・ジュニア向けスマホ

 auはじめての“シニア向け”、“ジュニア向け”のスマホも登場した。前者が「BASIO」、後者が「miraie(ミライエ)」だ。「お客様の身になって、妥協することなく“チャレンジした”スマートフォンを作りたかった」と田中社長が話すように、それぞれ単純にシンプルさを追求しただけでなく、各ターゲットにとって必要な機能をしっかりと盛り込んだスマートフォンに仕上がっているのが特徴だ。

 「BASIO」は“音”に注力したスマートフォン。au VoLTEへの対応だけでなく、ディスプレイ全面を振動させて音声を伝える「スマートソニックレシーバー」により、年齢とともに聴力が衰えがちなシニア層にとって“使いやすい機能”を追加した。

 端末そのものだけでなく、購入者に向けたサービスも充実。auスマートサポートの有料会員向けに「スマホ教室」のイベントを開催したり、出張サポートサービス「auおせっかい部」の提供も行われる予定だ。BASIOの発売日から3月31日までの限定期間で、3,000円のauスマートサポートの加入費用を無料にするキャンペーンも実施する。また55歳以上のBASIOユーザーには特別優待料金も設けられる。

 「miraie」は「まだまだスマホをジュニア層にエンジョイしてもらえていなかった。親御様の子供を守りたいというお気持ちにも応えながら、安心・安全の機能を満載した究極のジュニアスマホ」だと田中社長は壇上で紹介した。2014年夏にMMD研究所が実施した市場調査によれば、小学生の低学年から高学年にかけた“ジュニア層”の携帯電話保有率はそれぞれ30%と40%で、スマートフォンの場合はどちらも30%に満たないという。

 「子供が有害なサイトやアプリなどのコンテンツに触れるのは嫌だけれど、塾などに通うようになった子供の防犯用としてスマートフォンを持たせたい」という気持ちに応える機能を盛り込んだところが特徴だという。auスマートパスはジュニア向けにポータルページをカスタマイズし、アプリも学習に役立つものを中心にセレクトしてmiraieのユーザー向けに用意する。子供が“うざい”等、不適切な単語を入力しようとするとアラートを表示する「あんしん文字入力」など機能が揃う。本機も小学生以下のユーザーに向けた特別料金が用意される。
《山本 敦》
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