CES会場に出展する中国のMVNO・Snail社が、見た目はゲーム機、正体は4G LTE対応のAndroidスマートフォン「W3D」を発表した。 製品名にもあるように、ディスプレイは裸眼の「3D」表示に対応。デュアルSIMスロットを搭載している。 中国ではSIMロックフリーのスマートフォンとしてまもなく発売が開始される予定。北米でも年末までに導入が予定されているようで、価格は200ドル前後になるそうだ。 フロント側にはコントローラの物理ボタンも搭載されていて、Androidのプラットフォーム上で提供されるモバイルゲームが快適に遊べるとのこと。 かつては同様のスマホとゲーム機を掛け合わせた「Xperia Play」などの製品が国内でも発売されたが、いまひとつ浸透せず。だが、“ゲームとの高い親和性”を謳うGoogleの「Android TV」もスタートしており、Googleがモバイルゲームのプラットフォーマーとしてもう一度本腰を入れはじめれば、もう一度ゲーム機とスマホの融合にも火が付くこともあるかもしれない。