防犯カメラピックアップ01~高解像度のSDカード記録タイプ「ITR-190」 | RBB TODAY
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防犯カメラピックアップ01~高解像度のSDカード記録タイプ「ITR-190」

ブロードバンド セキュリティ
本体はやや大柄で存在感がある。大型のサンシェードで夏場の耐熱性も高い。
  • 本体はやや大柄で存在感がある。大型のサンシェードで夏場の耐熱性も高い。
  • SDカードスロットを内蔵。本体下部の防水キャップを開けて取り出しを行う。
  • 明るい室内でも照明が白飛びしていないのはハイライト補正機能によるもの。
  • 赤外線撮影では約5m先の人物が十分特定可能。細部のディティールまで分かる。
 ネットワークカメラが隆盛とはいえ、まだ従来のアナログ型防犯カメラの人気は根強いものがある。何といっても設置や運用のノウハウが確立しており、また同軸ケーブルはLANケーブルよりノイズに強いことも多い。

 マックスガレージの「ITR-190」は有効画素数48万・水平解像度700TV本という、現在のアナログ型防犯カメラでは最高クラスの解像度を誇るモデルだ。

 最大の特徴は本体にSDカードスロット(最大対応は128Gバイト)を備えるということだろう。本体下面の防水キャップの中にスロットがあり、このカメラだけで撮影と記録が行える。つまり、電源配線だけで運用が可能。動体検知機能をONにすれば常に撮りっぱなしではなく、撮影画面内に動きがあった時のみ録画できる。後からSDカードを取り出して確認する時、何かを感知した時のファイルだけが記録されているというわけだ。ファイルはH.264のAVIファイルで記録され、PCでの再生時は特別なソフトは不要。もちろん、同軸ケーブルを使って記録装置への出力にも対応している。

 また、レンズに2.8mm~12mmのバリフォーカルレンズを搭載しているのもポイント。調整はレンズ下部の2つのダイヤルを使うため、設置後に「もうちょっとアップで撮っておきたい」となっても簡単に変更ができる。そのレンズの周囲にあるのは42個の赤外線LED(波長は850nm)だ。最大で約30mまで赤外線を照射することが可能で、バリフォーカルレンズと合わせて望遠での夜間赤外線撮影ができることになる。

 逆光補正や階調補正(デジタルWDR)といった各種機能の設定は付属のリモコンを使って画面を見ながら行う。これらの動作状態は撮影画面下部に写し込むことも可能だ。

 本体サイズは269W×93H×82Dmm、重さは約1,300g。決して小型ではないが、その分存在感があり、威嚇効果は高い。防水性能はIP68相当なので、とりあえず手間なく設置できる屋外用防犯カメラとしてはよい選択と思われる。
《防犯システム取材班/宮崎崇》
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