新iPhone発表直前!?最新Android端末でau(KDDI)が全国・7地方別、5大都市で1位に! | RBB TODAY
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新iPhone発表直前!?最新Android端末でau(KDDI)が全国・7地方別、5大都市で1位に!

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5大都市別 平均スループット比較
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 RBB TODAYでは、通信大手3キャリアから2014年に発売された最新Android端末の通信速度について、「RBB TODAY SPEED TEST」の計測データを用いた東京、大阪での比較・分析を7月に行なったが、今回はその継続調査として全国を対象に比較分析を行った。

 新iPhoneの発表が噂される中、3キャリアのネットワーク品質に注目が集まる時期であり、新iPhoneの購入を予定し、キャリア選びに悩まれている方は最新の各社のネットワーク状況を把握する上でぜひ参考にして欲しい。

 なお、データの対象期間は2014年6月1日~2014年8月31日の3ヵ月間。対象端末は、NTTドコモ- AQUOS ZETA SH-04F、ARROWS NX F-05F、Disney Mobile on docomo SH-05F、Xperia Z2 SO-03F、Xperia A2 SO-04F、GALAXY S5 SC-04F。au(KDDI)-XPERIA ZL2、GALAXY S5 SCL23、AQUOS SERIE SHL25、URBANO L03 KYY23、isai FL LGL24、HTC J butterfly HTL23。ソフトバンクモバイル-AQUOS Xx 304SH、AQUOS Xx mini 303SH。サンプル数は全国で32,080件。また都道府県単位などの分析軸において極端にサンプル数が少ない場合は分析の対象外とした。

■全国、都道府県のLTE平均ダウンロードスループット比較でau(KDDI)が優位に、LTEエリアの整備拡充、キャリアアグリゲーション(以下、CA)及びWiMAX2+搭載による相乗効果

 まずは全国、都道府県別での比較を行った。結果は全国平均でau(KDDI)がトップ、続いてソフトバンクモバイルが、NTTドコモと続き、比較ができる都道府県45都道府県中au(KDDI)が30勝(66.7%)という結果となった。

 これは、先行して進めてきたLTEエリアの整備が全国的に広がっていることに加えて、CAによるスループット高速化、周波数帯域の効率運用、更にWiMAX2+による相乗効果が寄与したものと考えられる。au(KDDI)の公式発表によると、改正された広告表記の新基準においてもLTEの実人口カバー率は99%とほぼ全国隅々まで行き渡っている状況。それに加えてCA、WiMAX2+など先進的なネットワーク技術の先行導入の取り組みがこの結果につながったと思われる。

 他キャリアの都道府県比較を見てみると、NTTドコモは全国平均とほぼ同じ数値で均等に基地局整備を行っていることが伺えるが、特に目立って速い地域はない。一方ソフトバンクモバイルは局所的に高い数値を示すが、悪いところは悪く、道半ばといったところか。

■地方別3キャリアのスループット比較結果において、au(KDDI)のLTEが7地方中5勝、au(KDDI)の優位は変わらず

 次に地方別において最新端末におけるLTEの平均ダウンロードスループットを比較した結果、7地方中、東北、関東、中部、中国・四国、九州の5地方においてau(KDDI)が最速を記録、最も速いキャリアとなった。au(KDDI)は平均速度として概ね30Mbpsとなっており、全国的に安定した速さを実現している印象だ。

 尚ソフトバンクモバイルは2勝しているが、勝利地域のみが30Mbps近辺で数値には地域差が見られ、NTTドコモは0勝で20-26Mbpsあたりの速度で全国的に同等の速度となっている。

■電波が混み合う5大都市でau(KDDI)が全勝、CAとWiMAX2+のダブル搭載が効果を発揮

 また5大都市(東京23区、大阪市、名古屋市、福岡市、札幌市)での比較を行った結果、5大都市すべてでau(KDDI)のスループットが速い結果となった。

 5大都市でのこの結果は人口が密集してトラフィックが逼迫し、速度が遅くなりやすい環境でもCAが効果的に働き、より良いネットワーク環境を作っているという証明となる。NTTドコモとソフトバンクモバイルはともに20-30Mbpsあたりの速度で推移しており、人口が多い都市部での効率的なネットワークの構築はauが一歩リードしていることがうかがえる。

■全国のLTE接続率でもau(KDDI)が97.8%、ドコモ94.3%、ソフトバンクモバイル90.7%とau(KDDI)が1位に。

 3GとLTEの計測回数を比較して、LTEへのつながりやすさの指標とするLTE接続率では、au(KDDI)が97.8%、ドコモ94.3%、ソフトバンクモバイル90.7%とau(KDDI)が最も高い安定感を見せた。以前、2013年8月に行った時と比べて、各社ともに改善が見られるが、中でもNTTドコモが9.6%と大きな上昇を見せている。それでもau(KDDI)がトップでり、以前と変わらずLTEにつながりやすい状態をキープしていることがわかる。

■総評

 最新のネットワーク環境では、エリアに関わらず全国的にauが優位な結果となり、これらは速度を出すためのベースとなるLTEエリアを拡充するための基地局整備を推進し、なおかつCAやWiMAX2+などの新技術を積極的に導入し、周波数帯域を効率よく運用している結果と考えられる。

 そして、まもなく発表されると予想される新iPhoneはHealthなどの新機能やiCloudの強化などによって更に便利になることが期待できる。それらの恩恵を最大限受けるためには、データ通信の速さ、ネットワークの良さは非常に重要なファクターだ。それらは各キャリアのネットワークの整備で差がつき、その中で整備が進んでいるのは今のところau(KDDI)だと考えられる。

 そして新iPhoneはいよいよCAに対応するとも噂されており、LTEの周波数対応としてBandの41、つまりau(KDDI)のWiMAX2+、ソフトバンクモバイルのAXGPに対応すると見られている。更に新iPhoneに搭載されると噂されるプロセッサーはカテゴリー4に対応、ダウンロード速度は最大150Mbpsとなり、この最大値に現状対応可能なキャリアはNTTドコモとau(KDDI)だ。もし新iPhoneがこれらに対応するとなれば、CA、WiMAX2+と基地局の整備に先行投資し、ネットワーク環境の向上を図ってきたauにアドバンテージがありそうだ。
《RBB TODAY》
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