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【レビュー】SIMフリーiPadを試す

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■これからiPadの主流はSIMフリーモデルになっていくのか?

 Wi-Fi環境なしで通信ができるiPadを使ってみると、多くの方がその便利さを実感すると思う。大手キャリアが提供するiPad利用のためのプランは必ずしも安くはないし、2年縛りが適用されるから手軽には使いづらかった。MVNOのSIMカードプランを上手に選べば、毎月使うボリュームや懐具合に合わせて手軽に使い続けることができるので、その柔軟性はiPadを長く使い続けるためには向いていると感じられた。キャリアの無料Wi-Fiスポットが使えなくなるが、「BIGLOBE LTE・3G」のように無料でWi-Fiスポットが利用できるサービスもある。iPadを使いながら自分に合ったMVNOのサービスを色々と試しながら見つければいい。

 iPadがSIMフリーで使えるメリットはほかにも色々とありそうだ。海外に出かけた際には現地でSIMカードを購入すれば、通信費を安く抑えながらインターネットで観光地の情報を調べたり、地図アプリなどが活用できる。

 またキャリア縛りがないのであれば、ガジェット好きのユーザーにはiPadの新機種が出た時に乗り換えやすくなるだろう。

 ほかにも筆者自身としては、これまでタブレットを持っていなかった親にタッチパネル機器の使い方を教える良い機会が訪れたと思っている。実家のホームネットワークをワイヤレス化して、Wi-FiモデルのiPadを与えてIDとパスワードの設定からレクチャーしても、後あと無線ルーターのトラブルシューティングなど面倒なことも多そうだ。かといってキャリアのiPadでは月々のランニングコストがネックに感じられて、購入自体を拒否されそうだ。“格安SIMカード”を装着したSIMフリーモデルのiPadを渡しておけば、とりあえず抵抗感もあまりなく、使い始めてくれるのではないだろうか。

 これまで「iPadは家の中で使うタブレット」として捉えていた人も多くいるかもしれないが、SIMフリーモデルが普及すれば外出先に持ち歩くユーザーも増えそうだ。iPad AirのSIMフリーモデルとWi-Fiモデルとの価格差を比べてみると、同じ16GBのモデルでSIMフリーモデルが61,800円(税別)、Wi-Fiモデルが48,800円(税別)になる。ラインナップには32GB/64GB/128GBのモデルが揃うが、各容量のモデルともに「Wi-Fiモデル+13,000円」の値付けになっている。これぐらいの価格差で、屋外でも便利に使えるようになるのであれば、今後iPadシリーズについてはSIMフリーのWi-Fi+Cellularモデルが主流になっていく可能性もあるのではないだろうか。
《山本 敦》
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