NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は12日、アジア主要都市を結ぶ大容量光海底ケーブル「Asia Submarine-cable Express」(ASE)のルートを拡張し、カンボジアへの接続を行うことを発表した。カンボジアのChuan Wei社と合意した。 カンボジアにおいては、外資企業の誘致政策などを受けて、グローバル企業の積極的な進出が続いているが、現在同国は、国際光海底ケーブルの接続が実現していない。 今後NTT Comは、ASEのカンボジア向けルート敷設の準備を進め、カンボジアのみならず、メコンエリア各国と、シンガポール、香港、日本等のアジア主要都市間で高信頼・大容量の通信環境を提供する方針だ。 ASEは、高い信頼性と低遅延を実現した大容量光海底ケーブル。総延長は約7,800kmで、日本、フィリピン、シンガポール、マレーシア、香港で陸揚げされている。