【カンヌ国際映画祭 第67回】河瀬直美に追い風? 審査員長が宣言 | RBB TODAY

【カンヌ国際映画祭 第67回】河瀬直美に追い風? 審査員長が宣言

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第67回カンヌ国際映画祭・審査員団(女性陣)/左から、ソフィア・コッポラ(監督)&ジェーン・カンピオン(監督)&チョン・ドヨン(女優)&キャロル・ブーケ(女優)&レイラ・ハタミ(女優)/(C) Getty Images
  • 第67回カンヌ国際映画祭・審査員団(女性陣)/左から、ソフィア・コッポラ(監督)&ジェーン・カンピオン(監督)&チョン・ドヨン(女優)&キャロル・ブーケ(女優)&レイラ・ハタミ(女優)/(C) Getty Images
  • 第67回カンヌ国際映画祭・審査員団/(C) Getty Images
  • 第67回カンヌ国際映画祭・審査員団/PHOTO:Ayako Ishizu
  • 第67回カンヌ国際映画祭・審査員団/PHOTO:Ayako Ishizu
  • 第67回カンヌ国際映画祭・審査員団/(C) Getty Images
開催中の第67回カンヌ国際映画祭。審査員団は今年も豪華メンバーが揃った。総勢9名のメンバーを束ねる審査委員長は、ニュージーランド出身の監督ジェーン・カンピオン。1993年に『ピアノ・レッスン』で女性としては初めて「パルムドール(最高賞)」を受賞しており、現在までこの栄光を手にした女性監督はほかにいない。

映画祭初日の審査員会見では、審査基準について「独自の世界で世界を見ていることが一番大事」とした上で、映画産業に根深い女性差別にも言及。「この業界には根深い女性差別があると言わざるをえない。女性的なものの見方も重視されるべきです」と主張した。

果たして、これが日本の河瀬直美監督の『2つ目の窓』にとって、追い風になるか。今年の「コンペティション部門」には女性監督もうひとり、イタリアから新鋭アリス・ロアウォシャーがエントリーしている。

そのほかのメンバーは、女優レイラ・ハタミ(『別離』)、監督ジャ・ジャンクー(『罪の手ざわり』、女優キャロル・ブーケ(『007/ユア・アイズ・オンリー』)、俳優ウィレム・デフォー(『グランド・ブダペスト・ホテル』)、監督ニコラス・ウィンディング・レフン(『ドライヴ』)、監督ソフィア・コッポラ(『ブリング・リング』)、俳優ガエル・ガルシア・ベルナル(『バベル』)、女優チョン・ドヨン(『シークレット・サンシャイン』)。

今年の審査員も9人のうち5人が女性という、カンピオンらしい布陣。メンバーの中でもっとも若いガエル・ガルシア・ベルナルは「審査をするということを重く受け止めていたけれど、これは“試合”なんだと思うことにしたら気が楽になった」と、サッカー好きの彼らしい言葉で表現。するとカンピオンはすかさず、「でも人生の試合よ」と返した。

今年のコンペティションにはジャン=リュック・ゴダール、デヴィッド・クローネンバーグ、マイク・リー、ダルデンヌ兄弟、トミー・リー・ジョーンズら大物が出品するなか、弱冠25歳のグザビエ・ドランの初コンペ入りも注目されている。

第67回カンヌ国際映画祭は5月14日~25日(現地時間)にて開催。

【カンヌ国際映画祭】河瀬直美に追い風? 審査員長が宣言、女性視点「重視されるべき」

《photo / text:Ayako Ishizu》

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