【MWC 2014 Vol.59】富士通、「画面を触るとザラザラ、ツルツルするタブレット」を展示 | RBB TODAY
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【MWC 2014 Vol.59】富士通、「画面を触るとザラザラ、ツルツルするタブレット」を展示

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富士通が試作した触感が得られるタッチパネルを搭載したタブレット
  • 富士通が試作した触感が得られるタッチパネルを搭載したタブレット
  • 琴の弦をつま弾くとブルっとした感触が!これはかなり楽器を演奏した気分がしてくる
  • ターンテーブルはつるっとした触感というより、「サラっと」した感じだった
 MWC 2014に出展する富士通は、本体のタッチパネル部分を触ると「ザラザラ感」「ツルツル感」が得られるタブレットの試作機を展示。MWCの初日には報道発表もされていたことから、展示には長い行列ができていた。

 今回の技術は富士通研究所が開発したもので、超音波の振動を使ってタッチパネルと指との摩擦力を変化させて「触感」を伝えるという技術。会場に置かれた試作機では、「ザラザラ感」のデモとして「金庫のダイヤル」「ワニの背中」「砂粒」「琴の弦」を用意。ツルツル感も「ターンテーブル」や「扇」などを触ることで体験することができた。

 実際に触れてみた印象としては、「ザラザラ」とした感じよりも「カチカチ」といった表現がより近いように思う。「金庫のダイヤル」が最もリアルに実感できた。「琴の弦」も面白い。スマホやタブレットで遊べるギターアプリは今でも数多くあるが、これらに富士通の技術を組み合わせればこれまでにないエンターテインメントが生まれるかもしれない。富士通では2015年度中の製品化を目指して開発を進めているという。MWCの会場で体験した来場者からの反響も上々だったようだ。
《山本 敦》
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