【MWC 2014 Vol.45】FacebookのザッカーバーグCEOが初登場!「WhatsApp」買収やインターネットの未来について語る | RBB TODAY

【MWC 2014 Vol.45】FacebookのザッカーバーグCEOが初登場!「WhatsApp」買収やインターネットの未来について語る

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MWC キーノートセッションに初登場したマーク・ザッカーバーグ氏
  • MWC キーノートセッションに初登場したマーク・ザッカーバーグ氏
  • MWC キーノートセッションに初登場したマーク・ザッカーバーグ氏
 24日、スペイン・バルセロナで開幕したモバイル・通信関連の国際イベント「Mobile World Congress 2014」。イベント初日のキーノートセッションに、Facebook創業者でCEOのマーク・ザッカーバーグ氏が登壇した。氏がMWCのセッションに登場するのはこれが初めてとなる。

 Facebookは先週、メッセージングサービス「Whats App(ワッツアップ)」を約160億ドルという大金で買収することが報道されたばかりで、セッションの冒頭は当然その質問が出た。ザッカーバーグ氏は、ワッツアップについて、既に約5億人のユーザーを抱え、その実に70%がアクティブユーザーという素晴らしいサービスだとコメント。ワッツアップはさらに成長しており、10億人を超えるユーザーを持つ可能性もあり、160億ドル以上の価値がある企業・サービスだと語った。今後はワッツアップはあくまで独立して存続し、ユーザーの増大に勤められるようにするとのこと。

 次いで同氏が長い時間を割いて語ったのは、昨年Facebookが主導してサムスンやエリクソン、クアルコムなどハードウェア・ソフトウェアの巨大企業たちとパートナーシップを組んで結成したInteret.orgのビジョンについて。Internet.orgは、発展途上国などにおける未だインターネットにアクセスしていない50億人をインターネットにつなぐこと、つまり文字通り”世界中”をインターネットでつなくことを目標に掲げている。インターネットの普及拡大によって、教育や仕事探し、人々のコミュニケーションの機会が増えれば、自己実現の可能性が広がり、貧困が減り、豊かな人生を送れる人が増えるとしている。

 モバイルネットワークのカバーエリアは日々広がっているにも関わらず、未だにインターネットにアクセスしない人にはどんな理由があるのか。ザッカーバーグ氏いわく、インターネットにアクセスすることで受けられる恩恵を知らない状態で、月額いくらのデータプランですと言われてもお金を払いたいとは思わない。お金に余裕がない人たちであればなおさら。そのため、まずは知ってもらうためのゲートウェイを作る必要があるという。

 彼は、そのアイデアとして、無償で利用できる基本的なサービス群を開発することを提案。たとえば基本的な検索機能や、天気や健康に関するサービス、FacebookのようなSNS、ワッツアップのようなメッセージングサービスなど。これらを途上国で無料で使えるように現地の事業者と協力して取り組んでいけば、多くの人がインターネットの魅力に気づくようになるのかもしれない。また、そもそものコストが高すぎることも問題だとしている。ネットワークインフラのコスト削減、データの圧縮技術の向上などによって、今の100分の1にまで劇的にコストを下げる必要があると語っている。
《白石 雄太》

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