「消失の痕跡」展開催。食用グミ作品登場 1月18日から | RBB TODAY
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「消失の痕跡」展開催。食用グミ作品登場 1月18日から

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Graphic by (C)Hideki Inaba, 2013
  • Graphic by (C)Hideki Inaba, 2013
東京・表参道のエスパス ルイ・ヴィトン東京は、第9回目のエキシビションとして、グループ展「Traces of Disappearance(消失の痕跡)」を1月18日より開催する。

キュレーターを務めたのは、ミュリエル・ラディック(Murielle Hladik)とエヴァ・クラウス(Eva Kraus)の2名。「保存と腐朽」や「永遠性の希求と儚さ」など相反する要素が共存する「両価性」をテーマに、「時の経過」を考察する。

写真家・畠山直哉は、南仏・ヴァントゥ山を撮影した写真作品を公開。理想的である一方、地中の力に抗うことができない風景をテーマに選び、崇高の概念を追求した。オーストリアの作家、カスパー・コーヴィッツ(Kasper Kovits)による新作「ザ・シア・サイズ・オブ・イット(The Sheer Size of It)」のテーマは「一時性」。直径約7mの本作は食用グミを用いて作られており、時の経過と共に素材の色素が薄まっていく。

フランス人アーティストのアンヌ&パトリック・ポワリエ(Anne and Patrick Poirier)は、哲学者のアンリ・ベルクソン(Henri-Louis Bergson)が唱えた「記憶の円錐」にインスパイアされ、高さ約7mの円錐型インスタレーション「ザ・ソウル・オブ・ザ・ワールド(The Soul of the World)」を制作。作中の鳩やそれらが飛び回る様を通し、記憶の不確かさや脆さ、その変遷や保存の表象を表現する。台湾出身の袁廣鳴(ユェン・グァンミン)は、動くデジタルイメージ作品「ディサピアリング・ランドスケープ―リーズン・トゥー・ビー・ア・リーフ(Disappearing Landscape- Reason to be a leaf)」を発表。重要な特徴無しに、イメージとしての存在を維持できるのか問い掛ける。


【イベント情報】
「Traces of Disappearance(消失の痕跡)」
会場:エスパス ルイ・ヴィトン東京
住所:東京都渋谷区神宮前5-7-5ルイ・ヴィトン表参道ビル7階
会期:1月18日から4月13日
時間:12:00から20:00
入場無料

エスパスルイ・ヴィトン、「消失の痕跡」展開催。食用グミ作品登場!?

《くまがいなお》
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