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直木賞作家・石田衣良がライトノベルデビュー……新ペンネームで連載開始

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直木賞作家・石田衣良が、新ペンネームでライトノベルに挑戦
  • 直木賞作家・石田衣良が、新ペンネームでライトノベルに挑戦
  • 直木賞作家・石田衣良が、新ペンネームでライトノベルに挑戦
  • 石田衣良氏とエブリスタ代表の池上真之氏
  • 石田衣良氏とエブリスタ代表の池上真之氏
  • E★エブリスタ電子書籍大賞2013受賞者
  • フットボールアワーも登場
 31日、直木賞作家の石田衣良氏がライトノベルに挑戦することが明らかとなった。石田氏は、書籍投稿サイト『E★エブリスタ』が開催した『E★エブリスタ電子書籍大賞2013』授賞式に出席、同会場で同氏初となる書き下ろし電子書籍を同サイトに連載予定であることが発表された。

 この日開催された『E★エブリスタ 電子書籍大賞2013』では、自作の小説やコミックを投稿できるサイト「E★エブリスタ」に投稿された全8854作品から、書籍、コミック、ゲーム化が決定した17作品が発表され、受賞者達が壇上に集まった。

 会場では、授賞式と合わせてゲストとして登場した石田氏によるオンライン小説塾「ノベリスタパーク」の開始と、電子書き下ろしライトノベルの執筆が発表された。石田氏の新作のタイトルは「SAKASHIMA(サカシマ)-東島進駐官養成高校の決闘」。

 新作について石田氏は「もう一つの架空の日本を描いていて、新しい植民地主義の時代です。世界中の大国が植民地を奪い合っていく時代に、陸軍士官学校に集まってくる少年たちの話、なんとかそこで成長して未来の軍人として育っていく子供たちのあれやこれや、簡単に言うと陸軍士官学校のハリーポッターもの。」と紹介。

 「これ、書いていてものすごく面白いんですよ。新しいペンネームを作って、皆さんと一緒にもう一回デビューする気持ちで書いていきますのでよろしくお願いします」と意気込みを語った。

 また、石田氏を迎え次世代のプロ作家を発掘・育成するプロジェクト「ノベリスタパーク」に関しては「僕がデビューして15年経ちますが、この15年間で日本の出版業界はシュリンクして勢いがなくなってきている。なので、今日ここにいるノベリスタの皆さんの元気を注入して活気よくしたいというのが、今回参加するにあたっての一番の希望だったのです。本当にどん詰まりなので、若い人の力をドンドン貸してほしいですよね。次々と新人を発掘して世の中に送り出していきたい」と語った。
《編集部》
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