足立区、古いPC3,800台を再活用……XenDesktopによるデスクトップ仮想化を導入 | RBB TODAY
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足立区、古いPC3,800台を再活用……XenDesktopによるデスクトップ仮想化を導入

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足立区クラウド型共通基盤の仮想デスクトップ・システム構成図
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 シトリックス・システムズ・ジャパンは3日、足立区が、古い3,800台のPCを「Windows Thin PC」によりシンクライアント端末化するとともに、シトリックスの「Citrix XenDesktop」によるデスクトップ仮想化システムを導入し再活用したことを発表した。

 「Windows Thin PC」は、Windowsをロックダウン(機能制限)して、小さいカーネル部分だけを提供することで、既存のPCをシンクライアント端末化して再利用を可能にしたものだ。マイクロソフトでは、Windows 7のロックダウンされたバージョンを提供している。

 足立区では、約13,000台以上のPCが使われていたが、これらの古いPCを廃棄せずに、できる限り再活用する方針を立案。足立区のプライベート・クラウド型共通基盤「HaaT-Prime」上にXenDesktopとCitrix XenAppを実装するとともに、PCを「再活PC」として、利用者の仮想デスクトップ端末に再利用した。

 現在、足立区のデスクトップ仮想化システムでは、Microsoft Windows 7の仮想デスクトップ上で、Microsoft Office 2010 Professional、Microsoft Internet Explorer(IE)9、Adobe PDF(Portable Document Format) 系のビューア・ソフト、グループウェア、校務支援システムなどが利用可能となっている。
《冨岡晶》
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