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サムスン、5G規格での送受信に成功……2020年に商用化へ

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 サムスン電子は13日、5G=第5世代の移動通信規格による送受信に、世界で初めて成功した、と発表した。現行4Gの数百倍の速さでデータ転送が出来るという。アダプティブアレイ(指向性)・アンテナとKaバンド電波(ミリ波のうち、およそ27~40GHz)を用いた。

 5G移動通信規格は、現行の4G LTEの次世代にあたる規格だ。サムスンによると、5Gではギガbps単位の速度で通信できるユビキタス環境が実現可能になり、データ通信では数十ギガbpsという速度が可能になる。

 ミリ波は遠距離での伝播に難点があるとされてきたが、サムスンではアダプティブアレイ・アンテナを用いることでこれを解消したという。サムスンは周波数28GHzで、速度1.056Gbps、距離2kmでの通信に成功した。アダプティブアレイ・アンテナは64個のアンテナ素子をもつ。

 サムスン電子のキム・チャンヨン副社長兼デジタル情報R&Dセンター所長は「ミリ波は、最近登場した無線インターネット関連の技術では、最も効果的なもののひとつだ。アダプティブアレイ・アンテナの開発によりサムスンは、ミリ波を利用した5G移動通信技術の商用化に一歩近づいた」と語る。

 サムスンは今後、ミリ波やアダプティブアレイを含む5G移動通信技術の研究開発を加速し、2020年には商用化したいとしている。
《高木啓》

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