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大日本印刷、「OpenNOTE」を機能強化し小中500校の導入目指す

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 大日本印刷(DNP)は、デジタルペンと紙を活用したハイブリッド学習システム「OpenNOTE」を機能強化、電子黒板からの書き込みや、教材会社との連携機能を追加した。

 OpenNOTEは、生徒が書いた意見や解答などの文字・図形をそのままの筆跡で瞬時にデータ化し、電子黒板などに投影できる授業支援システム。少人数のグループ学習での利用から、クラスの全生徒がデジタルペンを使った大規模利用(最大42人まで)に対応する。

 DNPはこれまで、約100校で同システムの実証実験を実施。「教室で電子黒板を利用する際に有効」「子どもたちのノートを電子黒板に映写して授業に使用にできることが便利」などの評価を得たという。

 今回、既成教材をを学年別、教科別に登録できる機能を近日中に追加するほか、電子黒板上に、生徒全員の解答一覧を表示するだけでなく、類似した解答や意見、対照的な解答や意見など、特定の生徒の解答を抽出し、表示する機能を追加した。

 また、デジタルペンで書かれた生徒の解答や意見に対し、教師が電子黒板上に添削したコメントや生徒が発表する際に記入したコメントを、データに追記する機能を追加した。

 DNPでは、2013年度に約500の小中学校へ「OpenNOTE」導入を目指すという。
《水野 こずえ》
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