『パラノーマン ブライス・ホローの謎』 ストップモーションの魅力 | RBB TODAY
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『パラノーマン ブライス・ホローの謎』 ストップモーションの魅力

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(C)2012 2012 LAIKA, Inc. All Rights Reserved.
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ハリウッドのアニメスタジオ、ライカ・エンターテイメントのストップモーション・アニメーション『パラノーマン ブライス・ホローの謎』が、2013年3月29日(金)よりTOHOシネマズ みゆき座ほかにて全国ロードショーされる。アカデミー賞ノミネート作『コララインとボタンの魔女』を生み出したライカの新作が、ファン待望の日本公開を迎えることになった。
その日本版予告編がこのほど公開された。ストプモーション・アニメーションの魅力を存分に発揮したその作品一端が窺える。

構想10年・制作3年を費やして完成させた本作は、死者と話せる少年パラノーマンが、300年前に封印された町ブライス・ホローの秘密を解き明かすアドベンチャームービーだ。全米公開時の興行収入は12月時点で5500万ドルを突破し、2012年に公開されたストップモーション・アニメの中でNO.1の数字を記録した。
これは『ティム・バートンのコープス・ブライド』を超えて、ストップモーション・アニメ史上TOP5に入る成績となっている。さらにアニメ界のアカデミー賞ともいわれる第40回アニー賞では、アニメーション映画賞、監督賞を含む主要8部門にノミネートされた。今後の賞レースの行方も注目の作品だ。

本作はCGを一切使用せず、全てがストップモーション(コマ撮り)で制作されている。人形ひとつひとつがスタッフの手作業で作られ、キャラクターの顔は全部で31000個パターン以上。そのうち主人公ノーマンは8800個もの顔を使用しており、表情は彼だけで150万通りにものぼる。ゆえにストップモーションでありながら、滑らかな動きの実現に成功している。
この度、『パラノーマン ブライス・ホローの謎』のポスタービジュアルと予告編が到着した。死者が見える少年、悪霊を呼び覚ます魔女の魂、呪いが掛けられた死者、町に隠された秘密など、謎が謎を呼ぶミステリアスな展開に期待が高まるビジュアルとなっている。
[高橋克則]



『パラノーマン ブライス・ホローの謎』(原題:『ParaNorman』)
2013年3月29日(金)TOHOシネマズ みゆき座ほか全国ロードショー
http://paranorman.jp/

[ストーリー]
舞台は、300年前に<魔女狩り>の現場になったと言われている町ブライス・ホロー。今や町の人たちは、魔女を店の看板やグッズのシンボルにして商売をしているほどだ。ブライス・ホローに住むノーマンは、ホラー映画や悪霊伝説が大好きな11歳の少年。しかも、死んだ人たちと会話することのできる変わった能力をもっていた。そんな誰にも理解されない能力のせいで、すっかり変わり者扱いされてしまっているノーマン。家族関係は悪化し、学校でも毎日イジメを受けていた。
ある日、ノーマンは疎遠になっていた叔父さんに再会し、衝撃の事実を打ち明けられる。「300年前に封印された<魔女の魂>が悪霊を呼び覚まし、町を滅ぼす。死者と会話できる者たちが何代にもわたって災厄を食い止め続けてきた。これまで叔父さんがやってきたその役目を、もし誰も受け継かなかったら、町には大きな災厄が訪れ、愛する人たちが傷つくだろう。それを阻止できるのは、ノーマンだけだ!」と。
叔父さんは発作を起こし、多くの謎を残して昇天してしまう。困惑しながらも運命を受け入れたノーマン。時間と必死の競争を繰り広げている最中、墓場から7人の死者が現世に蘇ったが、彼らはノーマンに助けを求めていた・・・。なぜ死者が復活したのか? そして<魔女の正体>とは?果たして、ノーマンは町の謎を解き、最悪の事態を食い止められるのか? 少年がいじめや偏見などの現実を乗り越え、勇気を出して自分だけしかできないことを見つけたとき、町に隠された<秘密>が明らかになる――。

「パラノーマン ブライス・ホローの謎」』予告編公開 ストップモーションの魅力満載

《animeanime》
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