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【トレンド】ジョージア“エメマン”がこだわり続ける、“エメマン豆”って何?

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「エメラルドマウンテン」豆
  • 「エメラルドマウンテン」豆
  • ジョージア「エメラルドマウンテンブレンド」 10年来 愛飲している
  • 抽出中。待っている時間がもどかしい
  • コーヒーミルに投入
  • 中細挽き完了
  • エメマンを意識して青いコップに入れてみた
  • 「エメラルドマウンテン」豆とは?
  • 特設サイトのコンテンツ
 缶コーヒーブランド「ジョージア」の「エメラルドマウンテンブレンド」シリーズでは、先月末より新CMのオンエアをスタート。同シリーズで使用されているコロンビア産の高級コーヒー豆「エメラルドマウンテン」に焦点を当てた、これまでにはない切り口のCMで、個人的に興味をひかれる内容になっている。

■“エメマン”がこだわる高級豆「エメラルドマウンテン」とはどんな豆なのか

 缶コーヒーとしては高い知名度を持つ“エメマン”こと「エメラルドマウンテンブレンド」シリーズだが、名前の由来がそのものずばり、「エメラルドマウンテン」というコーヒー豆であることはあまり知られていないのではないだろうか。筆者にしても、同シリーズを10年以上愛飲しているが、名前の由来について考えたことはなかった。そもそも、缶コーヒーを飲む際に“豆”を意識している人はかなりの少数派だろう。そんな中「エメラルドマウンテンブレンド」シリーズでは1994年の発売以来、一貫してこの“豆”にこだわり続けてきたという。

 では一体どんな豆なのか。「エメラルドマウンテン」の産地、コロンビア アンデス山脈の麓に広がる丘陵地帯は、気候や気象、土壌環境などが美味しいコーヒーづくりの条件を満たした稀少な土地だそう。そこで生産されるコーヒー豆の中で、トップ品質とされる2~3%の豆のみが、コロンビアコーヒー生産者連合会(FNC)によって「エメラルドマウンテン豆」と認定されるそうだ。つまり、世界でも有数のコーヒーづくりに適した土地で、さらに厳選された貴重な豆というわけだ。収穫・加工にも手間ひまがかかっており、1本の苗木がコーヒーの赤い実をつけるまでには3年以上の月日が必要な上、その収穫は未だ伝統的な手作業で行われ、完熟豆だけを一粒ずつ丁寧に摘み取っていく。収穫後は、すぐに皮をむき、アンデスの水で発酵させることによってほぼ完全に果肉を除去。こうしてできたウォッシュドビーンズが、雑味のない、フルーティーで程よい酸味と甘みがある「エメラルドマウンテン」特有の味わいを生み出すとのこと。

 ちなみに、「エメラルドマウンテン豆」の認定を行うコロンビアコーヒー生産者連合会(FNC)は、1927年に設立された農業関連NGO、コロンビアの約56万以上のコーヒー生産者を代表する組織。コーヒーの輸出団体でもある同組織は、日本がまだコーヒー消費国ではなかった1962年にFNC東京事務局を開設し、古くは大阪万博への参加や、最近ではスポーツイベントの後援、コーヒースペシャリスト養成講座の開催など、さまざまな普及活動を実施している。日本に輸入されるコロンビアコーヒー(生豆)は、事務局開設当時わずか41,000袋(1袋/60kg)前後だったが、2010年には1,316,000袋と約30倍に増加しており、まさに日本のコーヒー市場の成長とともに歩んできたといえる。

■実際に「エメラルドマウンテン」でコーヒーを淹れてみた

 そんなFNCが認定した「エメラルドマウンテン」を使用している“エメマン”。筆者はたまたま缶コーヒーデビューが“エメマン”だったため、缶コーヒーといえばこの味!としてこれまで愛飲してきたが、ここまで稀少な高級豆を発売以来使い続けてくれていたとは正直思いもしなかった。そこに少し申し訳なさを感じつつも、俄然この“豆”に興味が湧いてきた。恵まれた土地でわずか数%にまで選りすぐられ、手間ひまをかけて作られている豆を実際に試してみたいし、缶コーヒー“エメマン”との比較もしてみたい。そこで、早速「エメラルドマウンテン」を取り寄せて試してみた。

 まず、開封して香りを確かめてみると、芳醇な香りが漂った後、かすかにフルーティーな甘い香りが。個人的には凄く好みの香りで、即座に飲みたい意欲に駆られたが、家にコーヒーミルがないため一旦封をして近所のスーパーへ。今回はペーパードリップなので、中細挽きくらいの設定で挽いてみた。挽き終わると芳醇な香りが一層増したように感じる。さて、いよいよドリップ。せっかくの稀少な豆をムダにしないために、各種Webサイトで抽出方法を入念にチェックした。1投目はしっかり30秒程度蒸らす。この時間が非常に長く感じるが、とにかく焦らず蒸らす。そして2投目、3投目と落ち着いてお湯を注いでいく、やはり香りが凄くいい。

■確かに似ている!? “エメマン”との飲み比べ

 一杯目はブラックで飲んでみたが、程よいフルーティーな酸味とすっきりした後味で、苦みはそれほど感じず、とても飲みやすい。生産の背景を知ってしまったせいかもしれないが、高級な、上品な味といった印象を受けた。コーヒーが苦手な人でも、ミルクなしで飲めてしまいそう。二杯目はミルクコーヒーにしようと思っていたが、ブラックが飲みやすかったため、そのままおかわりしてしまった。その後、改めて缶コーヒーの“エメマン”を飲んでみたところ、確かに酸味がすごく似ている。というか、あまり酸味を意識して飲んだことがなかったので、何か新たな魅力を発見したような新鮮な感覚が楽しめた。

 ジョージアでは“エメマン”特設サイトを開設しており、「エメラルドマウンテン」が30名に当たるキャンペーンを実施中、応募期間は12月4日朝10時までとなっている。この機会に応募して、筆者が感じた“エメマン”の新たな魅力を感じてもらいたい。
《白石 雄太》
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