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「価値ある建造物を持つ大学」、歴史的な建造物やエコデザインなど

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立教大学池袋キャンパス・本館
  • 立教大学池袋キャンパス・本館
  • 大正大学・創立90周年記念事業のひとつとして建築された新3号館
  • 玉川大学・昭和40年代に学生有志がかかわって模築した松下村塾
  • 清泉女子大学・旧島津公爵家袖ヶ崎本邸洋館
 教育情報配信サービスの大学プレスセンターは、歴史的建造物や機能的な建物など、大学が所有する価値ある「建造物」をまとめ、特集としてウェブサイトに公開した。

 大学は多くの価値ある建物を所有しており、有形文化財として指定される建物や戦前からの歴史を持つ建物をはじめ、近年竣工した建物のなかには、教育のための設備や省エネ性などが高く評価され、表彰されたものもある。

 例えば、清泉女子大学(東京都品川区)本館は、今年3月「旧島津公爵家袖ヶ崎本邸洋館(清泉女子大学本館)」の名称で東京都指定有形文化財(建造物)に指定された。同館は日本近代建築の発展に重要な足跡を残したジョサイア・コンドルの設計になる作品で、古典様式を基調とした優れた意匠は、学術上・芸術上の価値が高いとされている。

 また、立正大学(東京都品川区)熊谷キャンパスは、都市緑化基金(SEGES)から、教育機関として初めてエコキャンパスの認定を受けている。昨年はその再開発事業が2011年度グッドデザイン賞を受賞。同キャンパスは建築家槙文彦氏が設計した建築物などを擁しており、築40年を経た再開発は、人と自然と建築が融合した資産としての風景の実現をしていると高く評価された。

 そのほか特集では、麗澤大学(千葉県柏市)、大正大学(東京都豊島区)、玉川大学(東京都町田市)、東京経済大学(東京都国分寺市)、東邦大学(東京都大田区)、立教大学(東京都豊島区)の価値ある建造物を紹介している。
《水野 こずえ》
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