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NTTぷらら、音楽配信やブック配信を開始!会員数255万人を目指す

エンタープライズ 企業
NTTぷらら 代表取締役社長 板東浩二氏
  • NTTぷらら 代表取締役社長 板東浩二氏
  • 年度末目標は255万人
  • マルチデバイス対応の推進を行った
  • ひかりTVミュージック
  • ひかりTVブック
  • フリックパネル・ユーザインターフェース
 NTTぷららは5日、都内の本社にてひかりTVの現状と今後の事業展開と題した記者会見を開催した。

 ひかりTVの会員数は9月末で224万人。年度末には255万会員獲得を目指している。ひと月に40,000人増加している計算になるという。また、同社が上期に実施したことは、スマートリモコン機能「りもこんプラス」の提供、オリジナルコンテンツの拡充、レコメンド・レコーティング・レビュー機能の提供、ツイッター連動・さいしょから機能の提供、マルチデバイス対応の推進だ。

 スマートリモコン機能は、スマートフォンやタブレットに専用UIを実装し、番組などをキーワード検索、ジャンル検索、音声検索ができるほか、早送り・巻き戻し、リモート予約などをできるようにしたものだ。このアプリケーションのダウンロードは約8,500としている。オリジナルコンテンツでは「AKB48のガチチャレ」などを上期役200本、年間で400~500本の提供を予定している。地デジ・BS・多チャンネルでは、94chの84%がハイビジョンとなった。なお、見放題は約8,000本と拡充されている。レコメンド・レコーティング・レビュー機能は、ユーザーが評価やコメントを投稿できる機能だが、レーティング投稿は630万投稿もあり「かなり利用促進には貢献した」(板東社長)としている。

 下期には、映像だけではなく、ミュージック、ブックサービスなどを展開するということがアナウンスされた。サービス名は音楽配信「ひかりTVミュージック」、電子書籍「ひかりTVブック」。「ひかりTVミュージック」は12月から、「ひかりTVブック」は11月からスタートする。

 「ひかりTVミュージック」は数百万曲以上を聞き放題で配信し、スマートフォン(iOS、Android)PC、ひかりTV対応チューナーで聴くことができる。楽曲をダウンロードして端末で聴くのではなく、ひとつのIDでマルチデバイスからネットに接続して視聴するタイプとなる。板東社長は「最大の特徴はテレビでも楽しめるということ。プレイリストを作ったものがスマホに引き継がれるといった使い方も想定している」と話す。「ひかりTVブック」は約5万冊を用意。スマートフォン(iOS、Android)PC、ひかりTV対応チューナーに対応する。テレビで読書というと違和感があるが、絵本は読み聞かせ機能に対応しており、リビングの大画面で親子での利用を促進する。

 また、Android STBを下期には投入予定。詳細は不明だが、従来機種の10倍の性能を活かし、RFへの高速レスポンスリモコンが付属。8GBのストレージ領域を持つという。1視聴+2ch同時裏録画や録画番組のBD書き出しもサポートする。なお、Android STBはテレビの大画面を生かした新しいユーザインターフェースを検討中だ。同社では「フリックパネル・ユーザーインターフェイス」と呼ぶもので、タブレットやスマートフォンのフリックのような動作で、コンテンツ画面が左右に動作するもの。リモコンの左右キーでTVに映し出された“パネル”領域を左右に動かすイメージとなる。パネルはテレビ、ミュージック、カラオケ、ショッピング、フェイスブック、ツイッターといった分類項目を用意し、「並べたり、差し替えたりといったことが自由にできるようにしたい」としている。ちなみに背景も差し替えることができるという。

 各地域のローカル番組もひかりTVで放送する。現在のところサンテレビジョン、テレビ埼玉、北海道放送、京都放送、名古屋テレビ放送、北海道テレビ放送のコンテンツの放送が決定しており、夜10時から11時まで配信される。さらに、TOKYO MXで毎週月~金曜日に放送されている生番組を、「ひかりTVチャンネル1」でも放送。IPTVで同時に全国へ放送するのは初の取り組みであるとしている。
《RBB TODAY》
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