小林可夢偉、予選2位も決勝は13位に沈む……「スパは散々」と悔しさ滲ませるコメント動画公開 | RBB TODAY
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小林可夢偉、予選2位も決勝は13位に沈む……「スパは散々」と悔しさ滲ませるコメント動画公開

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レース直後ということもあって、やや紅潮した表情でコメントする小林可夢偉
  • レース直後ということもあって、やや紅潮した表情でコメントする小林可夢偉
  • 最後にやっと笑顔も
 2日行われたF1ベルギーGP決勝で、予選自己最高の2位だった小林可夢偉(ザウバー)は、スタート直後の多重クラッシュに巻き込まれ13位に終わった。レース直後のコメント動画が公開され、小林は悔しさを滲ませている。

 小林はベルギーGP予選で、ジェイソン・バトン(マクラーレン)に次ぐ2位に入った。F1は“夏休み”として8月中はレースが行われず、小林の属するザウバーはその期間のマシンバージョンアップがうまくいった形で、2位の小林のほかチームメイトのセルジオ・ペレスも5位に入るなど好調っぷりを見せつけた。

 しかし決勝ではスタート直後にロマン・グロージャン(ロータス)がルイス・ハミルトン(マクラーレン)に追突、フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)、ペレスも巻き込まれ4者がリタイア。小林もマシンにダメージを負って、完走を果たしたものの13位に終わった。優勝はポールポジションからスタートしたバトンだった。

 インタビュー動画での小林は、やや紅潮した表情で登場。「今日のスパは散々でした」と吐き捨てるように述べたあと、「観ていた人はおわかりのように、スタート直後にアクシデントに巻き込まれて、思うようにレースができなかったという感じです」と自身のレースを振り返った。

 小林はスタートにもやや失敗したように見えたが、そこにも触れており、「クラッチのセッティングがうまくいかなかった。それで遅れた」と説明。とにかく動画では悔しさがありありと伺え、「このレースのことは忘れようと思います」としたうえで、「残り8戦で今回みたいな予選を走り、優勝目指したい」と語っている。

《関口賢》
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