【ロンドンオリンピック】レスリング女子でダブル金! 伊調馨は史上初3連覇の偉業達成 | RBB TODAY
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【ロンドンオリンピック】レスリング女子でダブル金! 伊調馨は史上初3連覇の偉業達成

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金メダルを披露して笑顔を見せる伊調馨選手
  • 金メダルを披露して笑顔を見せる伊調馨選手
  • 伊調馨選手の金メダル獲得にスタンドで歓喜する姉・千春
  • 悲願達成に涙する小原日登美選手
 ロンドンオリンピックのレスリング女子フリースタイルで8日、伊調馨選手と小原日登美選手が揃って金メダルを獲得した。伊調は日本人女子初となる3連覇を達成したほか、小原は初出場での金メダルという快挙だ。

 伊調はスタンドで姉の千春が見守る中での偉業達成となった。2008年の北京五輪で2連覇を達成した伊調馨は当時24歳。レスリング人生は順風満帆に見えたが、同大会の48キロ級で2大会連続の銀メダルだった千春が引退を表明すると、自身も「目標を失った」として一緒にマットを離れた。1年間の休養を経て、現役復帰を決意。これまで共に歩んできた姉から離れて初の五輪出場となった。

 そして女子63キロ級決勝に出場すると、中国の景瑞雪選手を2-0で下して金メダルを獲得。五輪3連覇というとてつもない偉業を達成した。レスリングでは日本人女子初で、柔道男子60キロ級の野村忠宏に次いで2人目という快挙だ。

 小原は世界選手権では51キロ級を8度制した実力者ながら、同階級が五輪で実施されない種目だったことから今大会では階級を下げ、48キロ級に出場。決勝では北京五輪同メダリストのマリア・スタドニク選手(アゼルバイジャン)に2-1で勝利。小原は今大会が五輪初出場で、この種目での日本勢初の金メダル獲得という快挙を成し遂げた。小原は今大会を最後に引退することを表明している。

 なお、ネット生中継視聴サイト「gorin.jp」では、レスリング女子フリースタイル決勝戦のアーカイブや伊調、小原らのインタビューなどハイライト動画が配信中だ。
《花》
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