女性的行動と男性的性格がブレンドされた新たな男子像、「カフェオレ様」とは? | RBB TODAY

女性的行動と男性的性格がブレンドされた新たな男子像、「カフェオレ様」とは?

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カフェオレ様マインド
  • カフェオレ様マインド
  • 同性との付き合い
  • 使用している美容アイテム
  • 美容・スキンケア
  • ファッションに関する意識・行動
  • 異性に対して積極的にアプローチする
  • 男は男らしく女は女らしくあるべきだ
  • 出世について
 電通総研「若者問題研究所」は5月2日、若年男性を対象に行った「ファッション・美容意識実態調査」の結果を発表した。その結果として、ここ数年、20代男子の代名詞となっていた「草食系男子」に続く、新しい男子像が浮かび上がってきたという。

 調査は、3月3日〜4日にかけ、関東1都6県に住む15歳から34歳の男性4,474名を対象に予備調査(出現率調査)をインターネット調査により実施。本調査は3月10日〜11日に実施し、人口動態におけるウェイトバック値により793名の回答を分析している。

 これまでの「草食系男子」のイメージは、基本的にオシャレでカッコイイが、出世欲がなく、デートでも割り勘といった消極的なもの。その他にも「嫌消費」や「巣ごもり消費」など、消費意欲や行動力が低下していると言われ続けている若年男性だが、「ファッション」、「美容」分野での消費は伸長傾向にあるという。

 今回の調査における「ファッション・美容」に対する若年男性の意識では、特に関心の高い20代男性の中から、今後の消費をけん引していくと見られる新たな男子像が“カフェオレ様”なる存在。すなわち、「女性的な趣味や外見へのこだわりを持つ半面、女性への接し方や自己向上意欲において「オレ様」的な男らしさを持つという、“女性的な行動”と“男性的な性格”がカフェオレのようにブレンドされた新しい男性像だという。

 同調査の「ファッションに関心が高い」「美容に関心が高い」の設問に対して、ともに「当てはまる」と回答した男性を“カフェオレ様”、どちらかに「まあ当てはまる」と回答した男性を“カフェオレ様予備軍”、どちらにも「当てはまる」と回答しなかった男性を“一般層”に分類。それぞれ、9.3%、31.2%、59.5%の割合で出現し、ファッション・美容に関心がある“カフェオレ様”マインドを持った層”は40.5%と、若年男子の4割がこの資質を持つという結果が現れた。

 また、それぞれの調査結果から、カフェオレ様の特徴を分析したところ、以下のような7つの特徴的な人物像が見えてきたという。

 カフェオレ様の主な特徴は、(1)同性に対して「女性的」な接し方。2人に1人は「男同士で恋愛トークをする」。(2)美容アイテムも日常的に利用。「ヘアワックス」「化粧水」の利用率は7割。(3)特定の「お気に入りブランドあり」は7割。10人に4人が「下着」にもこだわる。(4)女性に対しては“オレ様”キャラで接する傾向。「積極的にアプローチする」は6割。(5)高い向上心とサバイバル意識。10人に7人が「忙しくても出世したい」。(6)同性異性に関わらず、影響力が強い。7割が「薦めた商品を友人が使った」経験がある。(7)消費にも意欲的。1カ月で自由に使える金額は平均50,938円。

 まず、同性との関わり方では、「同性の友達と服を買いに行く」割合が34.6%と、一般層より顕著に高い(+27.2%)。また「同性同士で恋愛トークをする」が55.2%と、これまであまり男性同士で行われる印象のなかったファッション、美容ネタや恋愛ネタの会話に抵抗がなく、女性的な柔軟でオープンなコミュニケーションを図る傾向があるという。

 また、「週1回以上使用する美容アイテム」の設問では、「洗顔料」82.1%、「ヘアワックス・ヘアスプレー」69.1%、「化粧水」68.0%。「フレグランス(香水)」は57.4%、「美容ドリンク・サプリメント」32.3%など、男性が使用するイメージがあまりない美容アイテムに関しても、使用傾向が高い。さらに「美容・スキンケアの位置づけ・目的」では、「日常的な習慣」や「将来の自分への投資」などのポイントが高く、カフェオレ様はモテ意識ではなく「自分の将来のために日常的にやっている」ことが判明。

 ファッション感度では、「お気に入りのファッションブランドがある」割合は73.9%。「下着にもこだわりがある」が37.4%、「ファッションにおいて女性物を取り入れることがある」が24.8%など、女性的なこだわりや女性向けのアイテムも積極的に取り入れてファッションを楽しむ傾向が強く、美へのこだわりが強い。

 しかし、カフェオレ様は女性的かというとそうではなく、「異性に対して積極的にアプローチする方だ」と答えた割合は59.3%と、一般層の34.1%を大きく上回り、異性への接し方は、“男性的な積極性”を持つ。さらに「男は男らしく、女は女らしくあるべき」と回答した割合も一般層の38.7%に比べて66.2%と大きく上回り、女性的な外見へのこだわりや同性に対する接し方とは裏腹に、女性に対しては「オレ様」的な男らしさを重視する傾向が強いという。

 また、仕事観や将来についての考え方では、「多少忙しくても出世したい」と回答した割合が一般層の41.7%に比べて70.9%。「将来を真剣に考える」割合も77.0%と高いポイントを示し、調査結果から見られたファッション・美容意識の高さは、モテ願望だけではなく、社会において一人前として認められたい・信頼されたいというサバイバル意識を表しているようだ。

 さらに、消費に関しても、1カ月に自由に使える金額は、平均50,938 円。また、1回あたりに使う上限金額として、「洋服」には平均16,467 円、「美容用品」には平均 4,251円を使うなど、強い消費意欲もうかがえる。また、「デート」に使う1回あたりの上限金額は平均9,904円と一般層の6,079円より高く、ファッション・美容だけでなく交際費も意欲的に費やす傾向にある。

 こうしたあくなき美意識への追求や向上心を持ったカフェオレ様は、今後の新たな消費リーダーとして市場や女性たちのハートをつかんでいくであろうと、同社では分析している。

草食系男子に続く新しい今どき男子「カフェオレ様」とは

《編集部》

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